教員紹介
情報資源経営主専攻
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白井 哲哉(教授)平成25年度 BEST FACULTY MEMBER(社会貢献・学内運営)
研究テーマ:アーカイブズ学、図書館地域資料、災害アーカイブ
16~19世紀日本の地方史と、その基本資料である地誌編さんの歴史について研究しています。また、歴史資料の機能・解釈・調査・整理・保存・活用の歴史と方法について研究しています。現在は、地域の記録や記憶を将来にわたり保存し、活用するための理論と実践上の課題について、アーカイブズ学や博物館学に学びつつ、総合的に考察しようと考えています。
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鈴木 佳苗(教授)
研究テーマ:児童青少年の読書、メディア使用の影響、メディア教育
今日、メディアは児童青少年の生活に浸透しており、その影響を理解し、有効に利用していくことが課題となっている。このような状況をふまえて、児童青少年に対する読書、テレビ、テレビゲーム、インターネット利用の対人的・心理的影響、学力への影響を研究している。最近の研究テーマとしては、学校・地域での読書活動の実践とその影響、日常的なメディア利用とその影響、メディアを利用した体験学習の実践とその効果などがある。
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呑海 沙織(教授)平成29年度 BEST FACULTY MEMBER(社会貢献・学内運営)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~donkai/
研究テーマ:図書館文化史、メディア史、知識情報基盤
図書館の「これから」を考えるための図書館文化史を主たる研究テーマとする。図書館の未来を考えるには、現在の図書館を取り巻く環境や図書館の現状認識だけではなく、図書館に関する歴史的な認識が不可欠である。歴史的時間軸の中で、図書館が文化的・社会的に、どのように進展してきたのか、また、図書館が取り扱う対象でもある情報メディアが、どのように発展してきたのかについて、知識情報基盤の形成という視点から分析する。
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吉田 右子(教授)
研究テーマ:公共図書館論,北ヨーロッパ公共図書館サービス,アメリカ公共図書館史
北ヨーロッパの公共図書館を主たる研究対象として、地域社会における公共図書館の存在意義について研究してきました。またアメリカ公共図書館の歴史的展開についても研究課題としています。図書館を多様な観点からとらえるために、文化的多様性、自律的学習、読書共同体など関係する諸課題を視野に入れながら、公共図書館の可能性について検討しています。
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池内 淳(准教授)主専攻主任
研究テーマ:公共図書館政策、図書館評価、ウェブの計量分析
税金を使って設置・運営されている公共図書館が、世の中にどれだけあることが望ましいのかについて様々な観点から研究をしています。また、図書館を評価するための方法について考えたり、ウェブの量・構造・内容などの変化について調査しています。
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小泉 公乃(准教授)令和2年度 BEST FACULTY MEMBER(研究)
研究テーマ:図書館の経営戦略,パブリックガバナンスと公共図書館,図書館のコレクション構築・評価
知識・情報資源や技術・メディアをどのようにマネジメントし市民に対して提供するのか、またそれらを通し現代社会の様々な課題をどのように解決していくのかについて、(1) 国(政策・制度)、(2)コミュニティあるいは組織・機関(経営、戦略、組織、マーケティング)、(3)個人(情報行動等)の3つのレベルを切り口に、マネジメントあるいはガバナンスという観点から研究を進めていきたいと考えています。また、知識・情報資源の中核となる図書館のコレクション構築・評価にも関心があります。
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BARYSHEV EDUARD(准教授)
研究テーマ:国際関係史、比較社会史、アーカイブズ学
世界各国のアーカイブ資料を頼りにして、近現代の国際関係史、ユーラシア史や東アジア史の空白を実証的に埋めるとともに、アーカイブズ学という観点から各国の公文書館とその所蔵コレクションのことを広範に検討しています。情報時代の国際社会において、アーカイブ資料および歴史そのものに対する人々の認識が如何に変容しつつあるかを比較社会文化的に考察していきたいと思います。
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村井 麻衣子(准教授)
研究テーマ:知的財産法、著作権法
著作権法を中心に、特許法、商標法、不正競争防止法などの知的財産法について、法学的なアプローチから研究を行います。知的財産法は、本来自由にできるはずの情報の利用を法的に禁止することから、情報の保護と利用のバランスをいかにとっていくかということが重要とされます。裁判例の研究や、条文の解釈などを通じて、こういったバランスをとるためにはどのように法律が適用されるべきか、望ましい制度はどのようにあるべきかということについて検討を行います。
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大庭 一郎(講師)平成21年度 BEST FACULTY MEMBER(教育)
研究テーマ:情報サービス(レファレンスサービス)、公共図書館論、図書館職員
図書館(主に、公共図書館、学校図書館、大学図書館)を対象として、図書館の情報サービスのあり方や、図書館の情報サービスを担う人材のあり方について研究しています。卒業研究では、学生の問題意識や関心領域を出発点としながら、(1)図書館における各種のサービス、(2)図書館における情報サービス、(3)学校教育と生涯学習における各種の読書活動、(4)図書館職員の養成(教育・研修)、等の領域の研究が進められています。
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小野 永貴(助教)
研究テーマ:学校図書館,学習情報資源,情報教育,図書館情報学
主たる研究領域は、中等教育における学習基盤としての学校図書館の役割、および生徒が学習時に用いる情報資源の利用行動である。主な研究手法として、学習成果物や発話記録等のデータ分析を行いつつ、これらの結果に基づいた学習支援システムの研究開発にも携わる。特に近年では、高等学校と大学図書館の高大連携に着目し、一貫した情報リテラシー教育の在り方について広く検討している。
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髙良 幸哉(助教)
研究テーマ:情報法、情報保護、刑法
研究領域は情報保護やサイバー犯罪対策を中心とした情報法および情報刑法です。情報通信技術の進歩に伴い、情報の利活用の多様化と情報保護の必要性の高まりや犯罪のグローバル化など、種々の問題が生じています。これらの社会問題に対し法理論からの解決策を提案するとともに、新技術の社会実装を下支えするための法理論を構築することを目的として研究を行っています。
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武田 将季(助教)
研究テーマ:超高齢社会サービス、ユニバーサルサービス、情報リテラシー
ユニバーサルな情報環境の構築を目指し、情報源の構造性や情報の提示、そして、それらが情報源の選択や行為者に対して与える影響を研究しています。特に、行為者の認知や心理、行動を定量的に分析、モデル化することで評価しています。現在は、超高齢社会における高齢者サービスに関心があり、高齢者の認知、行動特性への理解に基づいた情報行動の分析を軸に、公共図書館等に対する潜在的なニーズの把握、高齢者サービスの実践、評価に関連する研究に取り組んでいます。
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西川 開(助教)
研究テーマ:知識コモンズ、情報政策、学術情報流通、科学計量学
知識資源の生産・管理に関する制度の有り様に関心がある。特に現在は、デジタル化された学術情報や文化遺産を扱う事例に焦点を当てて、実証的な研究を行っている。
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原 淳之(助教)
研究テーマ:ヨーロッパの図書館、図書館文化史、図書館の国際比較
研究テーマは近現代ヨーロッパ(英、独)の図書館。19世紀のイギリスは産業革命を経て社会の大きな変化を経験した。出版が盛んになり、本を読む人が増えた。この時期に公立図書館は誕生する。その過程を調べる。現代については日本とドイツの図書館を比較する。連邦制度を採用するドイツでは図書館の政策やサービスのあり方に日本とは違いがある。さらに比較するためには、明治以降の日本における図書館の歴史の探究も大切である。
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村田 光司(助教)
研究テーマ:アーカイブズ学,記憶情報の伝達と管理,西洋前近代史
歴史学や古文書学の方法論を基礎として、古代や中世のヨーロッパ・西アジアにおける文書アーカイブズがどのように形作られ、伝来したのかを研究しています。また過去の記憶や情報が取捨選択される過程と、当時の社会におけるその意義を、より幅広い史料に基づいて検討するとともに、現代に伝わる過去の記憶情報をより良い形で後世に提示するための方法と実践についても考察しています。
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