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筑波大学

総合学域群の方へ

知識情報•図書館学類は、「つなぐ − 知識、情報、人。」をスローガンに、文理融合の教育研究を推進しています。
情報学は大きな広がりを持つ学問ですが、文理融合を掲げる本学類は特に広い領域をカバーします。総合学域群でどのような学びをしても本学類の専門を深める上で必ずプラスになります。全学でも最大の40人を受け入れ、移行のための応募要件はありません。分析哲学の視点から知識とは何かを問い、古典資料の読み方からデジタル化まで学びます。アプローチは多様であり、ウェーバーの社会学からメディアの意味を考察し、メディア教育の実践から社会心理を調査し、遺伝情報から生命の設計図を学び、データの可視化から物理現象を理解し、脳波測定を用いたり、ラグビーの状況判断能力を評価したり、メディアアートの作品を制作するなど、すべての学群と関連しています。
総合学域群ではどうぞ安心して興味の赴くまま学んできてください。

受入定員とこれまでの実績については本ページ下部の「総合学域群からの移行」をご覧ください。

1年次に取得が推奨される科目

知識情報・図書館学類に移行する際に単位取得していなければならない科目はありません。

ただし、知識情報・図書館学類の1年次必修科目:
  • プログラミング入門A
  • プログラミング入門B
については、2年次のプログラミングをともなう演習のために、可能であれば事前に履修しておくことが望ましいです。
また、他の知識情報・図書館学類の1年次必修科目のうち、
  • 知識情報概論
  • 情報数学A
は総合学域群1年生のうちに履修しておくことが望ましいですが、移行後に(2年生になってから)履修しても構いません。

主専攻への配属

3年次から「知識科学主専攻」「知識情報システム主専攻」「情報資源経営主専攻」という3つの主専攻のいずれかに属し、専門科目を学びます。主専攻については「知識情報・図書館学類が目指すもの」のページを参照ください。主専攻への配属は、2年次末の2月上旬から3月上旬に希望調査を行い、GPAの高得点順に第1希望の主専攻に配属されます。

資格等

知識情報・図書館学類では、司書、ならびに、教育職員免許、司書教諭の資格が取得できます。司書資格に必要な科目は学類の科目を学ぶ過程で無理なく修得できます。また、「教職に関する科目」および科目ごとに指定された単位を修得することで、社会(中学校)、公民(高校)、数学(中学校・高校)、情報(高校)の教育職員免許を取得することができます。教育職員免許と併せて、「大学において修得すべき司書教諭講習に相当する科目」を修得することで、司書教諭を取得することができます。そのほか、テクニカルコミュニケーター協会が定めた科目を修得することで、テクニカルコミュニケーター専門課程の修了認定が受けられます。詳細はシラバスの「履修のてびき」中「司書資格」、ならびに、「教員免許、司書教諭資格」、「テクニカルコミュニケーター専門課程」を参照ください。

留学・海外研修

知識情報・図書館学類では、「国際インターンシップ」という科目のほか、「海外研修助成制度」や「図書館情報学3/4+2共同教育プログラム」を利用することにより、海外で学ぶことができます。

進路

卒業後は、研究者や大学教員を目指してより深い学びを行う大学院進学と、知識や情報に関連した企業への就職があります。進学は15~25%、公務員・図書館への就職は15~25%、企業への就職は50~65%です。詳細は「卒業生紹介・卒業生の進路」のページを参照ください。

総合学域群からの移行

2年次受入定員と優先受入人数

知識情報・図書館学類の総合学域群からの2年次受入定員および優先受入人数は以下の通りです。

受入定員 優先受入人数
文系 理系Ⅰ 理系Ⅱ 理系Ⅲ
40 ◎(8) ◎(27)

上の表で〇は知識情報・図書館学類からの受け入れがあることを、◎は優先的に受け入れることを、括弧内の数字は優先受入人数を示します。例えば、知識情報・図書館学類は理系Ⅲから優先的に30名受け入れることを表しています。2年次受入定員と優先受入人数についてはこちらもご覧下さい。

実績

年度 文系 理系Ⅰ 理系Ⅱ 理系Ⅲ
2025 10 6 2 29 47
2024 14 4 0 28 46
2023 10 7 1 30 48
2022 9 6 2 30 47