知識情報・図書館学類は国際交流にも積極的に取り組んでいます。海外の大学や図書館、情報センターでの学びを実現するために、国際インターンシップやピッツバーグ大学との共同教育プログラム等を実施しています。
筑波大学は知識情報学の国際的研究教育拠点であり、世界的な交流が行われています。その交流関係を活かして、 2009年度よりカナダ、アメリカ、ドイツ、中国、韓国、台湾における様々な図書館や情報センターと連携した「国際インターンシップ」を開講しています。受講者は研修先に10日間ほど滞在し、相手国の図書館や情報センターの業務を見学・実習することで、国際感覚やコミュニケーション能力を高め、国際的な視野を養います。また、ピッツバーグ大学や釡山大学など、海外の学生が筑波大学を訪問した際には、講義や見学をとおして、日本の図書館や関連機関について学ぶ機会も提供しています。
「海外での経験は何にも代えがたい私の宝物になりました」
今井 爽季さん
情報資源経営主専攻 【インターンシップ先:ルール大学ボーフム(ドイツ)】
「日本だけではない、広い視野で捉えることのできる、とてもいい機会でした」
小林 果愛さん
情報資源経営主専攻 【インターンシップ先:釜山大学(韓国)】
「海外の図書館に触れることで、図書館に対する考えがより立体的になりました」
品部 絢音さん
情報資源経営主専攻 【インターンシップ先:釜山大学(韓国)】
米国ペンシルベニア州のピッツバーグ大学大学院計算情報研究科(School of Computing and Information)との共同プログラムです。学類を3年で早期卒業し、同研究科図書館情報学プログラム(修士)に進学できます。通常卒業4年でも進学可能です。参加条件はGPA 3.25 以上、TOEFL iBT 80点(あるいはIELTS 6.5点、Duolingo English Test 110点)以上です。対象者は受験する際、GREが免除されます。ピッツバーグ大学はQS大学ランキングの図書館情報学分野で全米11位の有名校です(2023年3月時点)。
相手先機関 | 交流分野 | 連絡調整責任者 |
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シュトゥットガルト・メディア大学 | 図書館情報学及び情報学 | 原 淳之 |
上海図書館 | 図書館情報学及び関連分野 | 吉田 右子 |
釜山大学校 文献情報学科 |
図書館情報学及び関連分野 | 松林 麻実子 |
ピッツバーグ大学 計算科学・情報学研究科 |
図書館情報学及び関連分野 | 小泉 公乃 |
ロシア国立人文大学 歴史アーカイブズ学院 アーカイブズ管理学部 |
アーカイブズ学及び情報学などの関連分野 | 白井 哲哉 |
筑波大学の国際交流協定校一覧については以下をご覧ください。
国際交流協定締結機関(筑波大学国際局) 協定校・交流プログラム情報(スチューデントサポートセンター)