2026年度 卒業研究指導方針
氏 名:原 淳之
所 属:情報資源経営主専攻
研究室:7D406号室
指導可能な研究領域
読書メディアや映像メディアのコンテンツ(内容)や表現の特徴に関する研究、また、それらのメディアを使った図書館の活動に関する研究(司書科目だと図書館情報資源論に相当)。
英語圏で新しく盛んになりつつあるウェルビーイング(ビブリオセラピー等)と公立図書館や学校図書館との関係についての研究もおこなっています。
(1)読書メディア・映像メディアのコンテンツ(内容)や表現の特徴の研究
- 絵本、小説、ファンタジー、ライトノベル、ウェブ小説などの分析
- マンガ、アニメ、ゲーム、映画(予告編を含む)などの分析
- 読者や視聴者などによるこれらメディアの受容の特徴の研究
- 読書メディアと映像メディアにおける表現の違いの研究
(2)現代メディア社会における新しい読書活動推進の取り組みの研究
- 日本や英語圏における図書館の読書活動推進の取り組み
- 図書館におけるブックリストの作成、読書関係イベントなど
- 日本や英語圏におけるBookTok動画の研究
(BookTok:YouTubeやTikTokで本を紹介する個人の動画)
(3)ウェルビーイング(心身の健康)を目指した図書館の活動
- 地域社会のウェルビーイングに貢献する公立図書館・学校図書館の活動の研究
- 日本・英語圏で出版された子どもや若者の悩みの緩和を意図した図書
(認知行動療法を踏まえて作られたセルフヘルプ本など)の特徴の研究
- ビブリオセラピー(ブックセラピー・読書セラピー・読書療法)に関する研究
(4)読書論・読者論、マルチリテラシーズ研究、映像メディア論など理論研究
- 読者論・読書論、文学・批評理論
- マルチリテラシーズ(文字と視覚的表現)の研究
- 本、アニメ、映画、ゲームなどの表象文化論
- 認知行動療法とセルフヘルプ本の関係
など
(なお、日本語、英語、ドイツ語で可能な研究に限ります。例えば、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの研究)
【キーワード】図書館、図書館情報資源論、読書・読者、ウェルビーイング、ビブリオセラピー、ライトノベル、Web小説、絵本、映画、マンガ、アニメ、ゲーム、メディアミックス、現代コンテンツ論、など
研究指導・ゼミの概要
基本的に週1回の間隔でゼミを行います。
テーマの具体化や研究の進め方を相談しながら進めていきます。
研究をすすめる上で望ましい条件
外国研究の場合、教員指導の下で外国語文献(英語、ドイツ語)を読むことが求められます。
受け入れの条件
(1) 面談(対面またはオンライン)をすること
(2) 指導可能であるとの承認を得ること
選考方法
その他
面談を希望する学生は、以下のことを本文に記入してメールを送って下さい。
折り返し都合のよい日時などをご連絡します。
(1)氏名
(2)学籍番号
(3)現時点での研究テーマ、あるいは興味があること(最初は漠然としたものでも構いません)
(4)オンラインでの面談を希望する場合はその旨お書き下さい。
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基本的には研究室の訪問(対面)による面談を考えていますが、
オンラインでの面談希望も受け付けます。遠慮なく申し出て下さい。
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