卒業研究指導方針

筑波大学

2026年度 卒業研究指導方針

氏 名:武田 将季
所 属:情報資源経営主専攻
研究室:教員:7D314,学生:情報メディアユニオン4階 402

指導可能な研究領域

 ・ユニバーサルサービス,障害者サービス,高齢者サービス
 ・インクルーシブなコミュニティ形成
 ・(図書館に限定しない)人(特に,行動や認知,心理)と情報の関わり
 
 関連するキーワード
 超高齢社会と図書館;ユニバーサルサービス;人間;高齢者;
 障害者;認知症と図書館;学習;行動;認知;心理;コミュニケーション
 
 <現在取り組んでいる研究・テーマ例>
 ・図書資料の記憶要素に関する研究
 ・認知症コーナーの設置状況と効果的な展示に関する研究
 ・軽度認知障害および認知症高齢者の資料探索に関する研究
 ・オンライン学習時のウェブアクセスリテラシーの特徴
 ・OPAC利用行動分析とユーザビリティの改善
 ・協調的な会話や回想法をサポート,モデレートするエージェントに関する研究
 ・情報探索を行う行為者の認知,心理的機序の解明

研究指導・ゼミの概要

 ・指導可能な研究領域の範囲で,各自が希望するテーマをゼミで議論を重ねて絞り込んでいきます.
 ・ゼミは,週1回(1時間)程度,各自の研究成果を報告しあい,議論や意見交換を行います.
 ・対面とオンラインを併用して進めます.
 ・研究成果を何らかの形で外部で発表するのが目標です. 
 
  <過去の卒業研究>
 ・日本と韓国の公共図書館における認知症支援サービスの推進政策とサービス提供の現状
  (ソウルとプサン,京都,兵庫の公共図書館,認知症専門図書館に実際にいって調査を行いました)
 ・茨城県の中学校・高校における図書室登校の実態
  (茨城県内の約400校に対して郵送調査を行いました)
 ・精神・知的障害者への図書館サービスをめぐる先進事例に関する研究
  (ニューヨーク公共図書館等に実際にいって調査を行いました)
 ・図書館におけるピクトグラムの設置状況と有効性に関する研究
  (北関東の公共図書館とピクトグラムの利用者に質問紙調査を行いました)
 ・OPACのインターフェースが検索⾏動に与える影響について
  (実験用システムを作成し,実験を行いました)
 ・公共施設閉鎖における意思決定プロセスの分析
  (政策に関する議事録の分析と関係者への聞取調査を行いました)

研究をすすめる上で望ましい条件

・毎日(少しでも)研究を進めること

受け入れの条件

・面談すること

選考方法

面談によって選考します.面談の締め切りを待たずに内定を出すことがあります.

その他

 1. 面談を希望する方は, masakita @ slis.tsukuba.ac.jp まで連絡をしてください.
      ※面談は1回あたり約15分から30分程度です.
 2. 教員がこれまでに取り組んできた研究は以下のとおりです.
    https://researchmap.jp/takeda_masaki
 3. 基本的にテーマはご自身で考えていただきますが,研究室で提供するテーマに取り組むことも可能です.
  ・ユニバーサルサービスに関する研究
  ・人間の行動や認知,心理,コミュニケーションに関する数量的研究