卒業研究指導方針

筑波大学

2026年度 卒業研究指導方針

氏 名:鈴木 佳苗
所 属:情報資源経営主専攻

指導可能な研究領域

1) 研究のキーワード

 研究のキーワードとしては、以下のようなものがあります。

 

  読書、メディア、メディア教育、情報教育、学校図書館、
  公共図書館(来館型サービス・非来館型サービスなど)、調べ学習、探究学習、
  学習過程(学習時の知識利用や効果的な方略の利用など)、自由研究、リテラシー、
  社会性など

 

 

2) 卒業研究のテーマ

 卒業研究のテーマとしては、以下のようなものがあります。

 以下の研究テーマ以外に関心がある場合は、個別に相談してください。

 (以下の研究テーマ以外でも、1)の研究キーワードに関連のある研究テーマなど、

 研究テーマによって指導可能です。)

 

読書を含む個人のメディア利用とその影響
  テーマの例:「読書形態と題材が作品理解および読書態度と関心に及ぼす効果」
              「大学生におけるメディア利用と語彙力の関係について」
メディアを活用して行う学習支援と評価
  テーマの例:「害意のある偽情報対策の学習プログラム開発と評価」
              「高校生の学習場面における資料活用と支援方法の実態と課題」
個人の生活や学習などを豊かにするメディア環境の整備と評価
 学校や地域における取組
  テーマの例:「インフォメーション・リテラシーの育成における学校図書館の活用」
              「小学生向けの適書のチェックリストの提案」
                「学校図書館における電子書籍貸出サービスの現状と課題」 
 公共図書館の児童サービス 
  テーマの例:「市区町村立図書館における子ども向け展示の方法の提案」
              「中高生の図書館利用に対する公共図書館と学校との連携に関する検討」
メディアが伝えるメッセージの分析
  テーマの例:「健康食品におけるCM広告の特徴」

 

 

3) 主な研究対象・研究方法

 以下は、主な研究対象、研究方法の例です。

 研究テーマに合わせて、研究対象、研究方法を検討し、決定します。

 

☆研究対象の例  幼児、小学生から大学生、保護者、学校関係者、図書館関係者、
 メディア制作者など
☆研究方法の例  調査、実験、内容分析など

 

研究指導・ゼミの概要

1) テーマの決め方

・研究テーマは、皆さんの希望を尊重しつつ、文献購読やゼミでの議論を通して

 実現可能性などを考慮し、決定します。

 

2) 指導の頻度

・原則として週1回程度ゼミを行い、進捗状況の報告と討議を行います。

 

3) 指導の方法

・ゼミでは、研究テーマに関する文献(英語文献を含む)を読み、理解を深めて

 いきます。 

・また、自分の問題意識を明確化し適切な手法を用いて解決していくことが

 できるように、ゼミ全体で研究手法に関する基本的な文献も講読します。

研究をすすめる上で望ましい条件

・熱心に卒業研究に取り組むことができること、調査法や統計に関する授業を履修

 している、あるいは履修予定であることが望ましいです。

受け入れの条件

1) 面談について

・研究室訪問期間中にオンラインで面談を行います。

・面談期間は、10月9日(木)~10月30日(木)を予定しています。

・事前連絡に基づいて面談日時を調整します。

 事前連絡については「その他」を参照してください。

 

2) 研究計画の作成について

・面談日の前日までに研究計画を作成し、メールに添付して提出してください。

・研究計画は、500字程度にまとめてください。

 関心のあるテーマが複数ある場合はそれぞれについてまとめ、全体で

 500字程度になるようにしてください。

 

3) 指導可能であることの承認について

・面談期間中に指導可能であるとの承認を得てください。

選考方法

・面談により選考を行います。(面談はオンラインで行います。)

 

・まず、関心のあるテーマの指導が可能かどうかについて面談します。 

 

・テーマの指導が可能な場合には、どのように研究を進めていくことができるかなどに
 ついて面談します。

その他

・面談希望の場合は10月22日(水)までに電子メールで希望面談日時を複数、

    連絡してください。

  電子メールは、10月9日(木)より前でも問題ありません。

 

・電子メールの件名は、「卒業研究面談希望(学籍番号、氏名)」としてください。

 

  (この「2026年度卒業研究指導方針」の文章や掲載内容の無断転載はご遠慮ください。)