2026年度 卒業研究指導方針
氏 名:松原 正樹
所 属:知識科学主専攻
研究室:7D516(教員)7D421(学生)
指導可能な研究領域
身体知と芸術表現
身体をメディアとして捉え、思考・感情・文化・AIとの関わりを情報学的に探究します。東洋思想に学びつつ科学の方法を拡張し、人間の経験や直感を研究資源として扱う理論・方法・実践をつくります。「人間の記憶・経験・認知をどのように記録し、共有し、未来につなげ、より良く生きるか」という問いを身心の次元にまで拡張して研究します。
主な研究領域は以下の通りです:
- 身体性と情報学:身体性認知科学、ソマティックス、身体心理学
- 人間発達とウェルビーイング:成人発達、トランスパーソナル心理学、深層心理学
- 観想教育のデザイン:マインドフルネス、コンパッション、人智学、教育人間学
- 感性と芸術表現:表現芸術療法、美意識・経験美学、感性情報学
- 人とAIの協働:認知的インタラクションデザイン、メタ認知支援、共創的学習支援、ウェルビーイングテクノロジー
研究指導・ゼミの概要
研究をすすめる上で望ましい条件
- 自己の体験や感覚を研究資源化できる素直さと記述力
- 異分野横断に開かれ、研究方法を自作する意欲
- 他者と協働し、実験やワークショップを安全に運営できる配慮と倫理観
- プロトタイピング/デザイン/パフォーマンス/ファシリテーション等のどれか一芸
受け入れの条件
面談(対面)を受けることを必須条件とします。選考は面談により総合的に判断されます。
その他
テーマによっては、物理的世界を超越する概念(気・氣、魂、神、精霊等)を扱う場合があります。これらは規範主張ではなく、概念史・経験範疇として取り扱います。多様性を尊重し、特定信条への誘導は行いません。