卒業研究指導方針

筑波大学

2026年度 卒業研究指導方針

氏 名:上保 秀夫
所 属:知識科学主専攻
研究室:教員:7D408 学生:情報メディアユニオン203

指導可能な研究領域

本研究室は2026年度から人間と生成AIモデルの情報検索行動を研究します。研究手法は実験法を用いたユーザスタディを中心に指導します。代表的なリサーチクエスチョンは以下の通りです。

  1. 人間はどのように検索エンジンを使うのか
  2. 生成AIモデルはどのように検索エンジンを使うのか
  3. 人間同士はどのように協力して検索するのか
  4. 生成AIモデル同士はどのように協力して検索できるのか
  5. 人間と生成AIモデルはどのように協力して検索できるのか

※検索するメディア(テキスト、画像、動画、ライフログ、等)やジャンル(ウェブ、ニュース、ショッピング、法律、医療、など)は学生の興味関心に合わせて設定可能です。

研究指導・ゼミの概要

  1. 全体ゼミ:週1回(2コマ程度)
  2. 勉強会:週1回(1-2コマ程度)
  3. 個別ミーティング:随時

※ゼミの様子は上保研究室ナレッジベースゼミノート作業日誌を参考にしてください。

研究をすすめる上で望ましい条件

研究テーマと研究手法に関する条件

  • 「問題解決に役立つ情報を入手する」という人類の普遍的課題に興味がある
  • 人間や生成AIの情報探索行動に興味がある(⇔ 技術・システム・アルゴリズム)
  • 仮説検証型実験手法に興味がある(⇔ アンケート調査・インタビュー調査)
  • データ分析や統計に関する基礎知識がある
  • 各種ツールを使って英語論文を理解することができる

ゼミの進め方に関する条件

  • コツコツと取り組むことができる
  • メモや作業日誌を取ることができる
  • 頻繁に振り返りをすることができる
  • 次にやるべきことを自分で考えて実行できる
  • 研究室メンバーに建設的な意見を伝えることができる
  • 他者からのフィードバックを研究に活かすことができる

受け入れの条件

  1. 対面で面談をすること(面談予約フォーム
  2. 希望する研究テーマが指導可能と判断できる
  3. 卒業研究に専念する準備ができていると判断できる

選考方法

  1. 面談内容を考慮して選考します
    • 興味関心のある研究テーマとその理由
    • 研究テーマに関連した活動経験(授業、ボランティア活動、課外活動、アルバイト、独学、など)
    • 現在考えている進路(第一希望)
    • 研究室や卒研指導に関する質問
  2. ユーザ研究実験法を履修者済みの学生を優先します(※)
  3. 大学院進学が第一希望の学生を優先します(※)

※これらに該当する学生を優先しますが、該当しない学生も受け入れ可です。

その他

オープンラボ(予約不要、場所:情報メディアユニオン203)

  1. 2025年10月16日(木)18:15~19:30
  2. 2025年10月20日(月)18:15~19:30

関連URL

  1. 研究室ホームページ https://joholab.slis.tsukuba.ac.jp/ja/
  2. 研究室ナレッジベース https://joholab.slis.tsukuba.ac.jp/kb/
  3. 研究室ライティングボード https://trello.com/b/GO9Col61
  4. 研究室Xアカウント https://x.com/joholab_ja