卒業研究指導方針

筑波大学

2026年度 卒業研究指導方針

氏 名:照山 絢子
所 属:知識科学主専攻
研究室:メディアユニオン3F 共同研究スタジオ4 (303-1)

指導可能な研究領域

調査の方法として、

  • フィールドワーク:特定の場やコミュニティに何度も出向いて、時間をかけて参与観察やインタビューを実施し、そこに所属する人々について知ろうとする。
  • インタビュー:特定の人々をさまざまなところからリクルートし、オンライン・オフライン問わず、聞き取り調査を行うことで、その人々について知ろうとする。

のいずれかの方法をとり、そのデータを質的に分析する研究を指導します。

具体的にどういった人々やコミュニティを対象にするのかということについては特に問いません。

研究指導・ゼミの概要

3年生の11月から、週1回2コマつづきでゼミをおこなっています。そのうち1コマは大学院生とも合同です。(2025年9月現在、ゼミは基本的に対面で実施していますが、必要に応じてハイブリッド開催をする用意はあります。)

3年次の間は文献購読を通して、フィールドワークの方法論を学び、実際にフィールドワークをもとに書かれたエスノグラフィーを読みます。毎回、発表者を割り当て、文献の担当箇所について発表・ディスカッションをします。

春休み中に各自調査をおこなうフィールドを選び、調査計画を作り始めます。

4年次では主に各自の研究内容に沿った先行研究を読み、それについてゼミで発表しながら、週末や長期休暇などを利用して調査を進めます。

研究をすすめる上で望ましい条件

  • フットワークの軽さ
    • いろいろなところに出かけていって、人と出会い、話しを聞く
    • できるだけ長い時間をフィールドで過ごす
  • 人、文化、社会に対する関心
    • 「この人たちのことをもっと知りたい」という気持ち
    • 人の仕事や暮らし、習慣や考え方に対する関心・好奇心
  • 読む・書くが苦痛でないこと
  • (あたりまえですが)こまやかな報告、連絡、相談

選考方法

対面またはオンラインの個別面談(30分程度)に基づいて選考します。
面談は事前予約が必要です。teruyama@slis.tsukuba.ac.jp へ希望日時を第三希望まで書いてご連絡ください。なお、面談は原則として一人一回とします。

面談の際に研究テーマ案をおたずねしますので、ご準備ください。

例年、研究室訪問期間の最初の2週間で大半の面談を終えて、早めに内定を出します。志望の学生はなるべく早く面談予約をしてもらえたらと思います。

内定を出す段階においては、(1)HOPEで希望登録がされていて、かつ(2)面談に来た学生を、選考の対象とします。面談済みであってもHOPEで登録がない場合、面談後に他の研究室に志望が移ったものと判断して選考から除きますので、ご注意ください。

その他

下記の通り、オープンラボを開催します。教員不在で、4年生主催で実施し、3年生からのゼミ配属の疑問・質問等に答えていく形式です。入退室自由のざっくばらんな会です。入ゼミ希望者は、参加を強く推奨します。

日時:2025年10月14日(火)18:30~19:30

場所:情報メディアユニオン3階共同研究スタジオ4(303-1)にて開催!