村田 光司
2025年度 卒業研究指導方針
氏 名:村田 光司(むらた こうじ)
所 属:情報資源経営主専攻
教員研究室:7D404
共同研究室:7D518
連絡先:kmurata@slis.tsukuba.ac.jp
指導可能な研究領域
本研究室は2021年度から活動している研究室です。
教員の狭い専門は古代・中世のヨーロッパや西アジアの歴史学とアーカイブズ、とくに文書管理や情報伝達などですが、古い資料を現代社会でどのように管理・利用するかについても関心を持っています。
また、デジタル・ヒューマニティーズの知見を用いて、資料のデジタル化や新たな利活用の方法を探る研究も進めています。
例えば以下のようなキーワードやテーマ例に当てはまるとマッチングしやすいです。
キーワード:
アーカイブズ | 過去の記憶と情報 | 歴史学(西洋史) |
デジタルアーカイブ | 文化遺産 | 古文書・写本 |
古天文学 | デジタル・ヒューマニティーズ |
テーマ例:
・古い時代の記憶(神話や伝承など)・情報・モノ・アーカイブズ・図書館・写本などの形成・管理・利用(過去・現在・未来)
・過去の文字・物質資料からのデータ抽出・分析など
・有形・無形の文化遺産の資源化(デジタルアーカイブなど)
・海外アーカイブズの研究
・歴史学と情報学の融合分野
研究室から提供できるテーマ:
・20世紀後半日本の海外史跡(キリスト教聖堂)調査アーカイブズの整理・研究
・ギリシャの文化遺産(中世の碑文・壁画・建築)を用いたデジタル資源化
(参考)これまでの卒研テーマ:
・2022年度:災害伝承碑の活用実態、まちかど博物館、法帖デジタルアーカイブの活用
・2023年度:妖精伝承、日本刀の逸話、聖杯物語の比較
・2024年度:ローマ皇帝の記憶、筑波大の都市伝説とアイデンティティ、ジャズバンドサークルの資料管理、諏訪小宮祭の資料管理
研究指導・ゼミの概要
・研究テーマは、本人の希望をベースに、指導教員と相談して決めていきます。
・全体ゼミ月2-3回、個人面談月1回を基本にゼミを実施する予定です。回ごとに課題を設定し、進捗を報告します。
・3年次には主として基本的な研究方法を学び(輪講)、4年次の初め頃までに研究テーマと論文提出までの計画を決められればと思います。
・4年次は基本的に卒研の進捗報告を主としますが、必要に応じて定期的な勉強会も開催できます。
・学生や教員の希望に応じて、どこかに出かけたりします。
研究をすすめる上で望ましい条件
・外国関係のテーマであれば、英語など外国語論文を何らかの方法で読む努力が必要です。
・とりわけ大学院進学希望の場合は、主体的に調べ・考え・行動する意思を持つことが重要です。
受け入れの条件
10月10日(木)~10月31日(木)のあいだで面談を受けてください。
希望度が高い場合は早め(18日金くらいまで)に面談していただけるとありがたいです(下記「選考方法」も参照)。
面談予約自体は10月1日以降いつでもOKです。
連絡先(kmurata@slis.tsukuba.ac.jp)まで、以下の内容を記入してメールを送ってください。
・氏名
・希望の面談日時(30分単位で、3つほど日時の候補をあげてください)
・考えている研究テーマ(400字程度。具体的なほうが良いですが、なんとなく考えていることでも構いません)。
対面(7D404)を基本としますが、オンライン希望の場合はその旨知らせてください。
また、少し雑談して様子を見たい場合は、上記期間中の火曜5限(オフィスアワー)に7D404にお越し下さい(予約不要)。
選考方法
基本的に選考することはないかと思いますが、もし定員超過した場合は、大学院進学希望者を優先します。
また,10月23日(水)以降に随時内定を出します。
その他
質問などがある場合も上の連絡先までメールしてください。
教員の具体的な研究内容は、例えば以下を見てみてください。