小泉 公乃
2025年度 卒業研究指導方針
氏 名:小泉 公乃 (こいずみ まさのり)
所 属:情報資源経営主専攻
研究室:7D310
共同研究室:7D340
指導可能な研究領域
- 図書館経営/政策/評価/サービス全般(公共図書館が中心ですが、大学、学校、民間などあらゆる館種を扱っています)
- 図書館員の専門性
- 公共圏と図書館
- 記憶機関(図書館、博物館、文書館)の集合的記憶
- 読書について(読書論、読書文化など)
- そのほか、図書館情報学領域の研究テーマを広く扱っていますので、相談してみてください
研究指導・ゼミの概要
- 研究室決定後から2025年3月くらいまで卒業研究のテーマとは別に共同研究を通して皆で一緒に研究について学びます。たとえば、2023年度の共同研究でカレントアウェアネスの研究文献レビューを執筆しました。また2024年度はiConferenceやASIS&Tの国際会議に参加してきています。この時期に、研究方法について、基本的な文献の輪読もおこないます。
- 2025年4月までに、個別の面談を通して卒業研究のテーマを決めていきます。
- ゼミは週1回程度を予定しています(博士前期・後期課程の学生も時々参加します)
- 皆さんの就職活動が忙しくなる時期はゼミは行わず個別面談のみで卒論を進めていきます
- 質的研究・量的研究のいずれも指導します(最近は質的研究の方が多いです)
- 先に挙げたように、特に将来研究者を志望する学生には学会で発表する機会を設けています。
- これまで、iConference(iSchoolsと呼ばれる図書館情報学領域の研究大学が主に参加する国際学会)、Bobcatsss(欧州の図書館情報学会)、日本図書館情報学会(日本を代表する図書館情報学会)といった学会で発表してきました。
- そのほかの活動として、
- 春ゼミ合宿(2025年3月)と夏ゼミ合宿(2025年9月)におこないます。
- 図書館の調査等に同行してもらい知識見聞を広める機会を得ていただこうと思っています(2016年度は高知県立・市民図書館、高知県大川村、浦安市立図書館等。2017年度は周南市立徳山駅前図書館等。2019年度は瀬戸内市民図書館もみわ広場、田原市図書館等。2020年度はみんなの森ぎふメディアコスモス、おおぶ文化交流の杜、2023年度は石川県立図書館、金沢海みらい図書館、2024年度は本の森ちゅうおう、瑞穂町図書館、アキシマエンシス、慶應義塾大学三田メディアセンターに学生と一緒に行きました)
- できるだけ現場で働いている図書館員の方々との交流もしたいと考えています。
研究をすすめる上で望ましい条件
- 卒業研究を最後までやり抜く覚悟をもっていること(指導はしますが研究を進めるのはご本人です)
受け入れの条件
- <いずれかに当てはまる学生を優先的に受け入れます>
- 図書館情報学の領域で研究者になりたい学生
- 図書館員にどうしてもなりたい学生(館種は問わない)
- まだ将来は決めていないけれども図書館や地域コミュニティに関心があって研究活動に熱心に取り組もうとしている学生
- 必ず面談をすること
- 指導教員から内定の通知を受け取ること
選考方法
- 個人面談によって選考します。対面(7D310)で行います。
- 面談の予約はメールでお願いします。その際に下記の項目も一緒に記入してください。宛先のメールアドレスは,koizumi(あっとまーく)slis.tsukuba.ac.jpです。
- (1)氏名
- (2)学籍番号
- (3)面談希望日時を3つ
- (4)上記に挙げた「受け入れ条件」にどれだけ自分が当てはまるかについての詳しい説明
- 面談の際には興味・関心のある研究テーマについて、面談日までにA4一枚のレジュメを用意し私宛に送ってください
- 希望者との面談がおおよそ終了した時点で、内定の通知をメールで送ります
オープンラボ
- 研究室訪問の希望者は、(1)10月10日(木)昼休み & 18時~19時、(2)10月16日(水)昼休み~13時半、(3)10月17日(木)昼休み & 18時~19時に7D340にきてください。この時間帯であれば、いついらしていただいても構いません。四年生を中心に、小泉研究室の学生たちが皆さんをお迎えします。
その他のメッセージ
- 迅速なメールでのやり取りや研究室に毎日来ることが苦にならない学生が望ましいです
- ゼミでは他の学生の研究に対する意見が求められますので、<積極的に議論に貢献をしたい>という強い気持ちを持てない学生は避けたほうが良い研究室です
- 例年希望者が多いので早めに内定を出してきています。面談希望者は可能な限り早い時期に連絡してきてください。なお、定員を超えた場合にはGPAを参考にすることがありますので、求められた場合は提出してください。
- 就職活動(エントリーシートをみるなど)は支援したいと考えています(2016年度の学生の進路:千葉県浦安市立図書館,東京都日野市立図書館,静岡県,慶應義塾大学[司書],図書館情報メディア研究科への進学/2017年度:成田市立図書館,埼玉県立図書館,岡山県立図書館,図書館情報メディア研究科への進学/2019年度:北海道北広島市、武蔵野プレイス、筑波大学大学院情報学学位プログラムへの進学/2020年度:NHK、筑波大学大学院情報学学位プログラムへの進学/2021年度:筑波大学附属図書館司書、静岡県庁、静岡県藤枝市、茨城県つくば市、筑波大学大学院情報学学位プログラムへの進学)/2022年度:東京都立図書館、群馬県前橋市、茨城県つくば市2名/2023年度:NECネッツエスアイ、筑波大学大学院情報学学位プログラムへの進学/2024年度:東北大学附属図書館、福岡県庁、民間企業、筑波大学大学院情報学学位プログラムへの進学)