叶 少瑜
卒業研究指導方針(叶少瑜)
2025年度 卒業研究指導方針
氏 名:叶 少瑜
所 属:知識科学主専攻
研究室:7D206
指導可能な研究領域
本研究室では主に社会心理学の視点から対人コミュニケーションにおけるメディア使用の影響に関する研究を行っています。以下は最近の研究課題です。
・メディア使用と心身の健康
・Before/With/Afterコロナと社会的適応
・SNS使用と居場所作り
以下は今までの卒研生が取り組んできた研究テーマす(2016年度から卒研生を受け入れています):
・日本人学生の社会的寛容性と異文化コミュニケーション意欲に関する研究(2016年度情報学群長表彰)
・どうすればFacebook上の投稿記事を多く読んでもらえるのか?(社会情報学会関東支部2016年度ポスター発表会 優秀発表賞受賞)
・Twitter使用における個人情報の漏洩を防ぐシステムについて
・大学生のSNS使用が対人関係に与えるポジティブな影響
・大学生のTwitter使用と社会関係資本,及び対人関係との関係に関する研究:社会的寛容性の視点から
・大学生のTwitter使用と心理的幸福感
・読書をすれば良好な友人関係が築けるのか:ネット使用・ネット依存を手がかりにして(2019年度茗溪会賞受賞)
・大学生のTwitterにおける複数アカウントの使用と友人関係満足度
・大学生のTwitterとゲームの利用に関する研究:ネット上の行動内容から
・大学生のCOVID-19に対する認知,関連行動と主観的幸福感との関係
・大学生の緊急事態宣言発令後の余暇活動と対人コミュニケーションに関する研究
・大学生のTwitter上の情報拡散行動に関する規定要因と対人関係に関する研究
・大学生の就職活動におけるメディア使用と幸福感等について
・大学生のSNS使用,社会関係資本と孤独感の関係について~LINE・Twitter・Instagramの比較を通じて~
・コロナ禍における大学生のTwitter使用と幸福感~相手への意見表明の媒介効果を通じて~
・大学生のSNS使用と心身の健康について
指導指導の概要
*研究テーマの決定については各自の希望を尊重しますが,ゼミでの議論を通じて適切性や実現可能性などを考慮した上で提案します。
*配属後の3か月間は主に社会調査に関する方法や理論知識,卒業研究に必要なスキル等について学んでもらいます。
*ゼミでは,必要に応じて英語の文献も含めて研究テーマの関連文献を読んで,報告してもらいます。
*週に1回のゼミを行うと共に,必要に応じて個別指導も行います。
研究をすすめる上で望ましい条件
* 本研究室では人を研究対象とするため,ある程度のコミュニケーションスキルが必要です。
* 本研究室では主に量的調査法を用いる研究が多いため,フットワークが軽く,努力を惜しまない人を優先して受け入れます。
* 国内外の研究動向をするには英語論文も読ませるので,英語アレルギーではない方を歓迎します。
* 授業の履修に追われず,卒業研究に集中できる時間と体力があることが求められます。
* 卒業までに研究成果を学会などで発表することを強くお勧めします。
受け入れの必須条件
* 面談が必須です。事前連絡に基づいて面談日時を調整し,10月10日(木)から10月29日(火)まで面談(複数回も含めて)を行います。事前連絡については「その他」を参照してください。
* 面談日に興味・関心のある研究テーマについて3つ以内挙げて,簡単な研究計画を提示してください。面談期間中に指導可能であるとの承認を得てください。
* 本研究室では対人コミュニケーションにおけるメディア使用の影響を研究しており,私との相性を確認する意味も含め,「ソーシャルメディア分析」の履修を必須とします。また,量的調査法や統計等の手法を用いるため,「統計」や「量的調査法」に関する授業を履修している/したことが望ましいが,現時点でできなくても,研究室配属後研究を進めるとともに勉強し・習得する意欲があればよいです。
選考方法
* 面談に基づき,研究テーマの合致性を優先して選考します。
* 希望者数が定員を超えた場合は研究内容と成績などに基づいて総合的に選定します。その場合,成績の提出を求めることがあります。
その他
* 面談希望の場合は電子メール(shaoyu@slis.tsukuba.ac.jp)で希望面談日時を複数,連絡してください。先着順で対応します。
* 電子メールの件名は,「卒研面談希望(学籍番号,氏名)」としてください。メールによる連絡は10月10日以前でも構いません。
* 面談は30分程度で,対面もしくはオンラインで行います。メールには希望面談日時と共に面談方法も明記してください。
* 叶研のこれまでの研究内容・業績,及び進行中の研究プロジェクトに関してはこちらから: