辻 慶太

卒業研究指導方針(辻慶太)  
 

2025年度 卒業研究指導方針

氏 名:辻 慶太
所 属:知識科学主専攻
研究室:7D512号室

 

指導可能な研究領域

社会的な意義があるテーマでしたら何でも構いません。社会的な意義はあやしくても,面白いテーマだったらそれでも結構です。
 
ちなみに私はこれまで以下のテーマで論文を書いてきました。図書推薦はもう飽きた上に適任の先生がたくさんいらっしゃるので気が進みませんが,以下のテーマは比較的指導しやすいです。が,何でも結構です。  

 (1) 貧困家庭の子どもが公立図書館に求める図書やサービス(2022~24年)
 (2) 国立国会図書館が所蔵せず公共図書館が所蔵・除籍している図書(2019~21年)
 (3) Wikipedia閲覧者に対する図書館蔵書推薦システムの開発(2016~19年)
 (4) 図書館の利用量を増加させるラーニング・コモンズの要素の特定(2014~15年)
 (5) 貸出履歴等を情報源とした機械学習による図書推薦システムの開発(2011~14年)
 (6) 公共図書館のレファレンスサービスとQ&Aサイトの正答率比較(2009~11年)
 (7) 司書資格取得者のその後の人生に関する追跡調査(2006~08年)

 

研究指導の概要

ゼミは週1回で1人30分~1時間です。参考になるWebページや各種資料を見せやすいので,ゼミはZoomで行いたいです。対面を希望される方には対面で行います。夏には2泊3日のゼミ合宿を行います。

 

研究をすすめる上で望ましい条件

毎日文献を読んだり,実験を行ったりする方が望ましいです。

 

受け入れの必須条件

面談をしたいので,配属を希望される方はメールを下さい。私のアドレスは keita@slis.tsukuba.ac.jp です。

メールには,現在考えているテーマを200字以上書いて送って下さい。

その際,以下の4点をそれぞれ20字以上書いて下さい。「意義は思いつかないけど面白いはず」という場合は,意義はなくても結構です。本当に面白かったら私が意義を考えます。

  • 研究目的:どのような研究仮説を証明したいか(例えば「町村立図書館の蔵書はXであり,その原因はYだ」等),どのようなシステムを開発したいか,など。
  • 背景:その研究に関連する社会状況,あるいは先行研究の状況など。
  • 意義:それを証明したり開発したりすると,社会にとってどのような良いことがあるか。
  • 用いるデータと手法:例えば『日本の図書館:統計と名簿』と国勢調査のデータを用いて因果推論の手法で証明する,システムを開発してNTCIRテストコレクションを用いて有効性を検証する,など。
「何も思いつかない」という方は ChatGPT や Perplexity.AI に色々尋ねて,ヒントを出してもらいましょう。

上記のテーマ200字以上が書かれていない場合は,面談できませんのでご了承下さい。

 

選考方法

研究に対して熱心な方を優先的に採用します。

 

その他

私が発表してきた論文はこちらにあります。よかったら参考にして下さい。

 

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