KLiS TODAY No33
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3December 2017学類誌MILK編集部3年間の活動を振り返って菊池 ゆとり   私は学類二年次の時に「知識情報・図書館学類誌MILK」編集部に参加しました。それから三年間、編集長を経験し、さまざまなことを記事に書き、他の部員と交流し、「MILK」と共に成長してきたように思います。 私が参加したときの「MILK」編集部は、廃刊状態から先輩方が発刊体制を整えてくれたばかりで、雑誌の内容としても、編集部という一組織としても、まだまだ発展の余地があるといった状態でした。そこから、この編集部をどう発展させていくかということが、次の代で編集長になった私にとっては大きな課題でした。 まずは、編集部に人がいなくては始まらないので、「MILK」という雑誌の知名度向上に向けての活動をしました。例えば、ポスターを掲示したり、新入生オリエンテーションで「MILK」の宣伝機会を設けさせてもらったりしました。それと同時に、雑誌内容のクオリティを向上させるための活動もしました。また、編集に使用するAdobe Illustratorの使い方や写真の撮り方についても勉強し、学類の仕事を引き受けるかわりに、取材費を学類から出してもらえるように交渉しました。 そうした課題が解決に近づくにつれて、編集部の部員たちのパワーもどんどんついてくるようになりました。編集部の人数は10人以上までに増え、日本全国、あるいは世界中に旅した部員がレポートを記事にしてくれるようになりました。また、学類生の生の声を記事に反映すべく、学類生を対象にした記事をするなど、「MILK」の使命である、「学類生の、学類生による、学類生のための雑誌」に、どんどん近づいてくるようになりました。また、3年前から桜が咲いている春日キャンパス の新たな試みであった「研究室紹介号」、2年前からの雙峰祭出店企画などが続けられているのも、頼もしい部員たちの力があったからこそできたことだと思います。 私の在籍していた3年間で、「MILK」は、編集部員たちの力で十倍、二十倍にもパワーアップしていきました。私が卒業してからも、「MILK」が、「学類生の、学類生による、学類生のための雑誌」として、ますます親しみやすいメディアとして、発展していくことを願います。(きくち・ゆとり 知識情報・図書館学類4年次)Web: http://klis.tsukuba.ac.jp/klis_milk/Twitter: @KLISMILK         

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