KLiS TODAY No32
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学類誌MILK編集部記事ができるまで こんにちは。今回はMILKの記事内容が決まるまでを紹介します。 知識情報・図書館学類誌MILKは知識生による知識生のための雑誌で、学類生の興味があることを編集部が取材し、紹介しています。本学類生だからこその視点を大切にしており、記事の内容も、それにそったものになるよう、考えています。 記事内容を決めるときには、そのような観点をおさえつつ、まずは記事の案をブレインストーミングしていきます。このときあげられるのは、「旅」 「空」 「本屋」 など、とてもアバウトなもので、知識生らしさなどが薄いこともあります。このようなキーワードをどんどんと出していき、次号の構想が固まってくると、記事担当が振り分けられます。7月に発行される第11号では、私が天文研究会に所属していることから、「空」をキーワードとした記事を担当することとなりました。ここからは、私、個人のやり方ですが、記事の内容を固めるために、与えられたキーワードから連想ゲームをしていきます。そこで大事にしているのは、記事のキーワードと「知識情報・図書館学類」というキーワードの二つからはじめることです。知識情報・図書館学類から派生されるキーワードは「知識情報」「図書館」「システム」何でもありです。この知識情報・図書館学類から出てきたキーワードと、記事で与えられたキーワードをつなげることはできないだろうか、と考え、記事の内容を練っていきます。自分の中で、記事の案が出来上がると、編集部のメンバーに提案し、新たな視点からの案を貰いながら最終的な記事案が完成します。実はこの記事案の「案」の文字が消えるのは、記事が書き終わった後だと私は考えています。取材し、記事を書いていると、こっちの方がいいな、わかりやすいな、と感じることがあるので、最初考えている記事の形と最終形が全く異なることもあるからです。今がまさにそれです。第11号では先述したように、「空」をテーマに記事を練り、取材をし、最終的な記事を書いています。今、だいぶ苦しみながら記事を書いているので、完成を是非楽しみにしていてください。(ひろた・みか 知識情報・図書館学類2年次)  廣田 美香  MILK編集部Web http://klis.tsukuba.ac.jp/klis_milk/ Twitter  @KLISMILKKLiS TODAY No.32 July 2017

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