KLiS TODAY No30
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小邦 将輝 私はOPACを作成するにあたって「また使いたいと思えるシステムを作ること」を重視しました。具体的には、処理の高速化を行うためにプログラムの処理効率を考えたコーディングを行いました。また、見やすいページとはどのようなものかを考え、CSSのコーディングを行いました。とりわけ、スマートフォンやタブレットからのページ閲覧を想定し、スマートフォン対応ページを作成したり、検索文字の入力を音声認識によって行えるようにしたりしました。 自らが作成したシステムを優秀賞に選んで頂けたことは、私にとって大きな自信になりました。しかし、利用者がまた使いたいと思えるシステムを作ることが出来たのかはわかりません。今後、開発を行う際には、作ったら終わりではなく、実際に利用者の意見を取り入れて、システムの改良を行いたいと思います。 (おぐに・まさき 知識情報・図書館学類3年次) 小林 滉河 作品の内容:全てのカラムからキーワードを探すことができるテキストフィールドと各カラムのみを検索するテキストフィールドを表示させ、それらの情報をGETで送るような形で検索機能を実装しています。 工夫した点:ruby on railsというWebフレームワークを使って実装したことと、gitでソースコードの管理を行ったこと、デプロイをしてWeb上に公開したことです。 感想:何気なく利用している筑波大学のOPACやCiNiiがどれだけ優れているかを身を持って経験し、あれらのサービスがどのように作られているのかとても気になりました。今回の演習では自分の未熟さを痛感しましたが、それ以上にプログラミングが好きになりました。これからも大学の講義をしっかりと聴き、勉強していきたいです。 (こばやし・こうが 知識情報・図書館学類2年次) 谷口 正樹 OPACを自力で作成するという今回の課題を最初に聞いたとき、「大学からプログラミングを始めた初心者の自分が完成できるはずがない」と思いました。しかし、テキストを愚直に進めていくことで最終的に最優秀賞をいただけるようなシステムが作れたことは大きな自信に繋がりました。 今回の開発で自分が最重視したのは与えられた要件を不足なく満たす事とシンプルなデザインを実現する事でした。様々な大学や図書館のOPACを参考に実装する機能を考えていた際、多機能なOPACは検索の際に入力すべき場所が多く、分かりづらくなりがちであると感じ、今回の課題ではGoogleなどの検索エンジンやAmazonやcookpadなどのデザインを見ながらボタンやエントリの個数をなるべく減らす方向でデザインしました。 結果として、内部の実装よりも履歴の表示方法やページネーションなど、見た目の部分の開発に時間を使ってしまい、機能など詰め切れなかった部分もありましたが、大変良い経験になりました。今後もこの経験を活かし、より良いものを作っていきたいと思います。 (たにぐち・まさき 知識情報・図書館学類2年次)

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