KLiS TODAY No30
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図書館についての興味関心を引き出そう 廣瀬 智鶴 私は今回の大学説明会において、新企画「知る見る図書館」の企画や運営を中心になって行いました。今までの大学説明会では、図書館に焦点を当てた企画がなかったことから、図書館に興味がある高校生やその保護者の方に、より興味をもってもらおうという目的がありました。準備期間が少なく、思ったようなことがなかなか出来ずに苦労した部分も多々ありましたが、協力して頂いた多くの方のご支援で成功させることが出来ました。 企画にあたって考えたことは、高校生が知らないようなことをお伝えしようと思ったことです。この知識情報・図書館学類の大学説明会に来ていただけるような方々なので、図書館について詳しい人もいると思いました。そのような人達が知っていることを伝えても企画の意味はないので、よりコアな部分を知っていただけたらいいなと思いました。 この企画は2つのコーナーで成り立っています。図書館に関するスチューデントトークとビブリオバトルです。図書館に関するスチューデントトークでは、筑波大学の図書館の紹介や映画のロケ地となった図書館や今話題の図書館なども紹介していただきました。高校生が熱心に聞き入っていたのを見て、とても嬉しく思いました。ビブリオバトルは、本来勝者を決めるものですが、時間の都合上省略して、学生のおすすめの本のプレゼンを見てもらいました。ビブリオバトルを知らない人も結構いらっしゃり、こういうものもあるのだと知ってもらえてよかったと思いました。 当日は、私達が予想をしていた以上の方にご覧いただき、驚きもありましたが、とても嬉しかったです。なかなかこういった企画の運営に携わることはなく、自分自身とても良い経験になりました。この企画に関しては多くの課題や反省点があるので、来年度に活かし、よりよい企画にするように努めていきたいです。 (ひろせ・ちづる 知識情報・図書館学類2年次)

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