KLiS TODAY Vol.22
8/8

KLiS TODAY No. 22February 20148佐野 泰成   こんにちは、第39回宿舎祭実行委員会委員長の佐野です。私が所属する宿舎祭実行委員会の活動について紹介したいと思います。まずは宿舎祭について説明します。筑波大学には計60棟、約4,000人が居住できる学生宿舎があります。そんな学生宿舎が並び立つ平砂地区一帯を舞台として行われる祭がこの宿舎祭(通称:やどかり祭)です。“宿舎”祭といっても実行委員や祭の参加者は宿舎に住んでいる人に限りません。やどかり祭とは単なる「宿舎に住む学生が行う行事」ではなく、「宿舎周辺地域に住むみんなの祭」であり、いわゆる大学の祭である「学園祭」というよりは、みなさんがこれまで慣れ親しんできた「地域のお祭」に近い行事です。去年で39回目を迎えた宿舎祭は、5月24日(金)を前夜祭、25日(土)を本祭として開催されました。当日は提灯ややぐらなどの装飾が祭を彩り、学生による模擬店や多種多様な企画(ゆかたコンテスト、御輿、漢祭り、やどカラ祭、野外ライブ、フィーリングカップルなど)で会場は大いに盛り上がりました。昨年の来場者数は2日間の累計で約1万人にのぼり、終始快晴のなかで無事成功させることができました。 やどかり祭の主役はその年の「新入生」です。模擬店、ゆかたコンテスト、御輿などの主要企画は新入生が中心になって進めてもらいます。まだ筑波大学に入学して間もない時期に、同じ学類や学群の新入生と協力して祭に向けて準備をしてもらうことで、親交を深める良いきっかけになればと考えています。ぜひ筑波大学に入学したら、やどかり祭に参加して祭を思いっきり楽しんでいってください。 また先日、筑波大学の学園祭である「雙峰祭」において、副学長の清水一彦先生から宿舎祭実行委員会の活動に対して表彰をいただきました。宿舎祭実行委員会は自分たちが主催するやどかり祭の運営だけではなく、周辺地域の各種行事や、つくば市最大の祭である「まつりつくば」から商店街が開催するような小規模な祭に至るまで、様々なイベントで運営の手伝いや指揮を行ってきました。今回の副学長表彰は委員会が毎年作ってきた祭に対してだけではなく、これまで私たちが行ってきたそれらの活動に対する表彰でもあると思っています。 2014年のやどかり祭は区切りの第40回です。私はもう委員長を引退して後輩たちに後を譲っているのですが、今年は1人の来場者として参加できることを楽しみにしています。(さの・たいせい 知識情報・図書館学類 3年次)新入生よ、祭に来たれ!やどかり祭の様子

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です