KLiS TODAY Vol.21
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KLiS TODAY No. 21November 20138 本学類には図書館に大きな興味をもつ学生が多く、なかには自分でさまざまな図書館を見て回る人もいます。ここでは4年生の床井さんに、「図書館ツアー」について書いてもらいました。p.2 のスチューデント・トークとあわせて読むとさらに興味深いかもしれません。床井 満里菜図書館ツアーに行こう 全国、津々浦々、図書館は存在します。公共図書館だけでも 2,800 館以上存在するのです。せっかく図書館情報学を学ぶ学類へ来ましたならば、図書館ツアーで、各地の図書館を巡ってみてはどうでしょうか?図書館によって面白いサービスをしていたり、図書館の内装が綺麗だったりと見所が沢山あります。では、図書館ツアーはどうやって行きましょうか?個人でぶらり旅もよし、友だちと行くもよし。しかし、せっかく行くならいろんな人と一緒に行くことをお勧めします。図書館ツアーに行く団体がいくつかあります。今回はその団体についてご紹介します。 例えば ALIS。Around Library and Information Science の略です〔ALIS については本誌 No.12、16も参照〕。筑波大学を拠点に図書館に関する勉強会やイベン トを開催しています。学生が主体となっており、図書館について勉強したいとか、図書館ツアーし たいとか、そういう人を集めて何かしたいというときに呼びかける手助けともなります。 それから Lifo。図書館員若手の会です。若手の図書館職員さんを中心に全国各地で活発に活動し ています。帰省中や旅先で丁度イベントをやっているということもあるので、いつでもどこでもイベントに参加できる気安さがあります。 少し毛色が変わって SliiiC(学校図書館プロジェクト)。学校図書館について研修会やワークショップなどを開催しています。小中学校の図書館が中心でより詳しい話が聞けるのではないかと思います。Lifoや SliiiC は社会人の方が多いので、実際の現場のお話を聞いて、知見を広げることができます。 今回紹介したのは 3 団体でしたが、他にも図書館に関する団体やグループがあります。また、団 体間には繋がりがあったりするので、ひとつのイベント参加から、図書館とも人とも繋がりが広が ること間違いなしです。今年の春には、図書館ツアーをきっかけに、別の図書館ツアーにも行きま せんか?というお誘いがあり、武蔵野プレイスに伺いました。武蔵野プレイスは平成 23 年夏に開 館したばかりの複合機能施設で、新しい図書館のあり方に一石を投じたお話も聞くことができ、大 変有意義な時間を過ごさせていただきました。 これを機に、いろんな図書館へ出かけてみませんか?(とこい・まりな 知識情報・図書館学類 4 年次)武蔵野プレイスの一室
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