KLiSTODAYvol17 電子書籍版
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KLiS TODAY No. 17June 20125こんにちは。春日相談窓口のカウンセラー、峯岸由貴と申します。春からこちらに来るようになって、静かで落ち着いた、こじんまりとしてあたたかみのあるキャンパスに愛着を感じ始めています。木々を眺めてボーっとしながらのんびり散歩することが好きなので、お昼前後に一人でふらふらキャンパス内を歩いているおばさんを見かけたらそれは私かもしれません(笑)。体を動かすことが好きな私ですが、一日家にこもって家事に没頭したりゴロゴロすることも至福の喜びです。ふと思い返すと、私が今自分の楽しみとしていることの多くは、学生時代に見つけられたことのように思います。私たちの多くは、無駄を省いて目標達成に向けて頑張ることには慣れているように思います。でも、頑張りすぎて疲れたときにペースを落としたり、人に話したり余暇を楽しんで日々の緊張を緩めたり、エネルギー充電する、というようなことには、案外慣れていないものです。学生時代、とくに長期休暇はそうしたことを試行錯誤するよいチャンスかもしれませんね。皆さんは、どんなとき、どんな場に楽しみや心地よさを感じますか?悩みまでいかずとも、何となくもやもやしているときなどにも、気軽にお話に来てみてください。(みねぎし・ゆき 保健管理センター学生相談室)新緑が目に鮮やかな季節となりました。学生生活や新学年に慣れ始めてきた頃合いかと思います。私は春日相談窓口のカウンセラー、飯田亜紀と申します。大学入学後のこの時期のことは(大分昔になりますが)今でも覚えております。親元から離れ、独り暮らしを始めましたが、今度は「自己管理」が必要になるのに戸惑いました。解放された喜びとともに、孤独感、不安感を感じる時期が今だと思います。ただ、幸い、学友や先輩など、横や縦のネットワークに色々と助けていただきました。そのうち、実験やレポート提出、試験、バイト、サークルなどが多忙になり、目の前の課題に対応していくので精一杯になりましたが。長期休暇に入りますと時間の余裕ができて、合宿や旅行、映画や美術館巡りなどする一方、「これから自分はどうやって生きていこう」と今度は先をどうするかという不安が出たりしました。そういうとき、本やメディアからの情報を得たりもしましたが、何より自分の悩みや不安感を誰かに「話す」ことで、それをいったん自分から「放す」=自分を客観視することができる、これがよかったと思います。春日相談窓口も自分の気持ちを「放す」ように使って頂けたら幸いです。(いいだ・あき 保健管理センター学生相談室)ゆったりとした時間、スペース「話す」ことで気持ちを「放そう」峯岸 由貴飯田 亜紀
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