筑波大学2019年スクールガイド
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04■ 特色ある科目 1年次には、大学生活への適応を支援する「フレッシュマン・セミナー」に引き続き、文章を読む、まとめる、議論する、発表するなどのコミュニケーション基礎力を養う「情報リテラシ実習」を必修科目としています。また、文理融合型のカリキュラムによって総合的な能力を育てるとともに、2年次と3年次には必修の演習(「知識情報演習」、「知識科学実習」、「知識情報システム実習」、「情報資源経営実習」)を開設し、知識と技術の確実な定着をめざします。さらに、4年間を通して英語力を維持向上させるために英語による授業(専門科目)を開講したり、実社会での専門的な職業体験ができるよう、図書館や企業における「インターンシップ」を開講しています。■ 国際インターンシップと海外研修助成 筑波大学は知識情報学の国際的研究教育拠点であり、世界的な交流が行われています。その交流関係を活かして、平成21年度よりカナダ、アメリカ、中国、韓国における様々な図書館や情報センターと連携した「国際インターンシップ」を開講しています。受講者は研修先に10日間ほど滞在し、相手国の図書館や情報センターの業務を見学・実習することで、国際感覚やコミュニケーション能力を高め、国際的な視野を養います。これまでの研修先と受講者数は表2を参照してください。また、ピッツバーグ大学や釜山大学など、海外の学生が筑波大学を訪問した際には、講義や見学をとおして、日本の図書館や関連機関について学ぶ機会も提供しています。 さらに、同窓会である図書館情報学橘会の支援を受け、知識情報学に関する国際的な知見を深めるための短期海外研修事業として「図書館情報学海外研修助成」を実施しています。この事業では、自分が作成した海外での研修プランに対して、渡航費や滞在費などが助成されます。■ 組み込み技術キャンパスOJT 先端ITベンチャー企業から派遣された技術者の指導をキャンパス内で受けながら、実践的な技術が習得できます。受講生がIPAの未踏IT人材発掘・育成事業に採択されるなど大きな成果を挙げています。■ enPiT 情報学群は情報技術を高度に活用して社会の具体的な課題を解決できる人材育成のために、産学協働で課題解決型学習(PBL)の実践的教育を推進する全国的な拠点に採択されました。平成29年度から本格的に授業として開講されました。平成24年度平成25年度平成26年度カナダ(ブリティッシュコロンビア大学、トロント日本文化センター)アメリカ(ハワイ大学、ミシガン大学、ピッツバーグ大学)中国(上海図書館)韓国(釜山大学校)ドイツ(シュトゥットガルトメディア大学)2─56─平成29年度─1──2平成28年度平成27年度─121──1─2─12─1─1121─イギリスの公共図書館 Idea Store の調査(イギリス)イタリアにおける公文書館の見学(イタリア)カンボジアの教育事情 -学校・施設の取り組みを通して(カンボジア)北欧の公共図書館におけるIT利用支援サービス(デンマーク)欧州諸国と日本の図書館の比較(イギリス、フランス、オランダ、ベルギー、デンマーク)日本のNGOによる開発途上国の図書館への支援(ラオス)表2国際インターンシップ受講者数表3図書館情報学海外研修助成を受けたテーマの例

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