筑波大学 情報学群知識情報・図書館学類
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143年次編入 知識情報・図書館学類では、次の2種類の編入生を受け入れたいと考えています。 ①類似した領域から来て、そこで習得した知識・ 技術を深める ②異なる領域から来て、そこで習得した知識・ 技術をもとに新しい道をめざす ①のタイプは、たとえば短期大学で司書資格科目を履修したり、高等専門学校で情報工学を専攻したりするうちに、より専門的に学びたいと考えるようになった人たちです。②のタイプは、たとえば法律学や化学を学んで、その知識を知識情報学(図書館情報学)のなかで活かして法律図書館や化学情報といった今までとは異なる領域について学びたいと考えるようになった人たち、あるいは情報工学を技術的側面から学んできたのちに社会的側面からも学びたいと考えるようになった人たちなどです。 入学試験では、学習計画書を提出していただき、その内容について30分程度の面接・口述試験を行います。 学習計画書には、自分は①のタイプなのか、あるいは②のタイプなのかをよく考えて、2年間の大学生活でどのようなことを学びたいのかをまとめてください。学習計画書を補足するための資料を添付してもかまいません。 面接・口述試験では、10分程度でこれまでの学習内容、志望の動機、これからの学習計画などについて説明していただきます。試験時に説明用資料を配布することもできます。 編入学試験では、その時点での学習計画をきちんと説明できることが重要で、入学後にその学習計画を変更してもかまいません。 合格発表後、8月末の土曜午後に東京キャンパスで合格者向けのガイダンスを実施します。カリキュラムや単位認定についての概要を説明したうえで、クラス担任予定者や教育課程の教員が、個々の合格者ごとに単位認定の見通しの試算や主専攻選択について個別面談を行います。例年、ガイダンスでの単位認定見通しを受けて、在籍校での履修計画を見直す人が多く、結果的に編入学時の認定や入学後の履修がスムーズに進むようです。 卒業に必要な単位数の約半分を、編入学時までの学修内容に応じて単位認定します。これまでの実績では55単位~69単位、平均すると62.8単位が認定されています。卒業に必要な単位数は125.5単位ですから、編入学後63単位前後の履修が必要になります。1年次入学の標準的な履修プランでは1・2年次で約80単位、3・4年次では約50単位となっています。 知識情報・図書館学類生としてかならず学んでほしい科目は単位認定の対象外なので、1・2年次生に混ざって受講する必要があります。この場合、同じ時間帯に開講される3・4年次向けの専門科目は4年次に受講することになります。 編入学者は3年次生として、三つある主専攻のひとつに所属し、1年次からの学生に混ざって主専攻実習や専門科目を学びます。卒業研究の研究室配属は3年次秋に行います。 背景が異なるさまざまな編入生を受け入れるため、クラス担任を中心に、学習計画の指導に力を入れることになっています。計画的に履修すれば司書資格の取得は可能ですが、教員免許状を2年間で取得するのは不可能です。 2013年4月27日(土)13:30から春日エリアの情報メディアユニオンにおいて編入説明会を行います。1. 編入について2. 入学試験3. 入学4. 説明会
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