辻泰明教授が『昭和期放送メディア論 - 女性向け教養番組における「花」の系譜』を出版しました。
(2018年09月30日)
辻泰明教授が『昭和期放送メディア論 - 女性向け教養番組における「花」の系譜』(和泉書院)を出版しました。文化の機会均等を目的の一つとして始まった日本の放送は,昭和期を通じて女性向け教養番組を編成し,文化の伝播に貢献しました。テレビからインターネットへと映像メディアが転換しつつある今,改めて放送メディアの特質はどのようなものであるのかが問われています。本書は,女性向け教養番組と,その題材の一つであった「花」(いけばな)を主題とする講座の系譜をたどることにより,昭和期放送メディアの効用と限界を分析し,その意義を考察したものです。
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