平成24年度 卒業研究指導方針

氏 名 三波 千穂美
所 属 知識 知識科学主専攻   図情 情報メディアマネージメント分野 
研究室 7D302
指導可能な研究領域
 専門情報の伝達に関わるテーマの卒業研究制作をサポートします。専門情報の伝達目的を考えて内容、対象、手段を決定し、伝達を企画・表現設計するという専門情報伝達の一連のプロセス、あるいはその中に発生・存在することに関して調査・研究を行い論文にまとめることで、卒業研究とします。大雑把に言えば、「テクニカルコミュニケーション」や「サイエンスコミュニケーション」に関するテーマが範疇です。

 以下は、過去の卒研テーマの一例です。
・科学館のウェブサイトを構成する情報
・科学雑誌の世界における「大人の科学マガジン」研究
・女性誌群における対象・領域による棲み分け
・栄養指導における専門情報の伝達過程
・食品における「情報」 -食品偽装事件・社会状況・関連法規の考察による-
・マニュアルにおける複合的ビジュアル手法の類型
・接客マニュアルにおける知識分析
・Webアクセシビリティ点検ツールの選択と利用 -ツールの特徴分析を通じて-
・日本のサイエンスフェスティバル研究
・科学館を構成する要素の研究
・ブランディングにおける視覚表現設計の研究

 ちなみに今年のゼミ生のテーマは、年代別ファッション誌のレイアウト、車内広告、科学者とサイエンスコミュニケーション、高齢者むけマニュアル、です。
研究指導の概要
 自分で問題を設定することを試みて下さい。そしてその問題はどうやったら解けるのか考え、適切および十分な調査と考察を行なって下さい。
 ゼミは基本的に週1回行います。3年次は、テーマを模索しながら、並行して、卒研作成について基本的な事柄を習得します。4年次は研究を進め、ゼミでは各々の状況について発表し検討を行います。
研究をすすめる上で望ましい条件
(1) 「これが面白い!」と自らが思うことから問をたてる
(2) 投げ出さずに、根気よく取り組む
(3) へこんでも立ち直る
(4) できれば「テクニカルコミュニケーション論」を履修済みである
受け入れの必須条件 
 訪問期間中に面談に来ること。および、面談を通じて、テーマや研究方法が指導可能であるとの同意を得ること。 
選考方法
 面談時の内容、テーマの適性、やる気!から判断します。
その他
面談希望者は、以下の要件を満たすメールを sannami@slis.tsukuba.ac.jp まで、送って下さい。
(1)件名:卒研面談希望(自分の氏名)
(2)文面:10/24-11/10の間での希望日時を複数上げる
(3)宛名と署名を明記
 なお、面談の際には、以下の項目についてA4の用紙1枚にまとめたものを持参し、説明して下さい。  ・氏名  ・学籍番号  ・メールアドレス  ・希望するテーマについて(500字以内)