GE8 1901

中国図書学

Chinese Bibliology

学期曜時限

2学期 月曜日 3・4時限

教室

7A102

3年

2単位

 

担当教員

松本 浩一

オフィスアワーと研究室

火2限 301

 

授業概要

漢籍の種類、形態、印刷・出版、蒐集、保存、漢籍の目録法などについて学ぶ。また我が国の主要な漢籍所蔵館と漢籍目録の電子化の現状と課題、その意義について学ぶ。

学習・教育目標

・近代以前の中国における書物の形態の変遷、各時代の図書事業(出版・流通、整理事業、蔵書)の実態について基本的な知識を得る。
・漢籍(特に古典)を手に取ったとき、基本的な目録データをそこからとることができるようになることを目標にする。

授業計画

  1. 写本時代の図書と図書整理事業
  2. 印刷術の発明とその影響
  3. 宋代以降の出版・流通状況
  4. 宋代以降の蔵書と図書整理事業
  5. 日本における漢籍の受容と出版
  6. 漢籍(古典)目録の変遷と現状
  7. タイトル(書名)・巻数の記述
  8. 責任表示(著者名)の記述
  9. 出版に関する事項の記述
  10. 漢籍目録作成のための工具書

成績評価の方法

筆記試験と出席(成績がボーダーラインにある際の判断に使用)、目録データシートの作成の実習(必須)による

教材・教科書・参考書等

授業に際してはプリントを配布する。
参考書は授業の中で紹介する。

履修要件
前提知識,他科目との関連等

「知識資源組織化論」を履修していることが望ましい。

授業外の学習内容・方法

 

備考
講義のホームページ等

平成21年度開講予定