GE8 1401

知的財産権論

Intellectual Property Law
Intellectual Property

学期曜時限

2学期 木曜日 1・2時限

教室

7A201

3・4年

2単位

担当教員

村井 麻衣子

オフィスアワーと研究室

火4限 506

授業概要

知的財産法に対する理解を深め、自分なりの見解を構築することを目指す。著作権法を中心に、知的財産法に関連する論文、判決、評釈等を題材とした検討を行う。受講人数に応じて可能であれば、発表等の演習的要素を取り入れ、自分自身で調べ、問題検討を行う機会を設けたい。

学習・教育目標

  1. 知的財産諸法についての基礎的な知識を確認する。
  2. 知的財産に関する判決・文献等に触れ、内容を理解する。
  3. 現代における望ましい制度のあり方について考察し、バランス感覚に優れた制度設計、問題解決をはかる。

授業計画

  1. 知的財産法の概要
  2. 知的財産法の調べ方:判決や評釈について
  3. 不正競争防止法に関する論点・判決:デッド・コピー
  4. 不正競争防止法に関する論点・判決:営業秘密の保護、商品等主体混同行為等
  5. 商標法に関する論点・判決:商標の類比、商標としての使用、消尽理論
  6. 特許法に関する論点・判決:修理と再生産、職務発明、均等論
  7. 著作権法に関する論点・判決:著作物性
  8. 著作権法に関する論点・判決:映画の著作物と頒布権
  9. 著作権法に関する論点・判決:著作権の制限(引用、図書館における複写等)

成績評価の方法

主に試験による。その他、出席、授業態度、発表等を考慮する。

教材・教科書・参考書等

教科書・教材は、授業時に指示する。

履修要件
前提知識,他科目との関連等

「知的財産概論」の単位を修得済みであること。
「情報社会と法制度」を履修していることが望ましい。

授業外の学習内容・方法

  1. 予習として:教科書、参考書を購読し、内容を把握する
  2. 復習として:授業内容を教科書等に照らして確認する、授業で示された論点を自分なりに検討する、判決原文にあたって理解を深める
  3. 発表を行う場合、そのための準備を行って下さい

備考
講義のホームページ等

平成21年度開講予定