GE8 0801

情報サービス構成論

Design of Reference and Information Services

学期曜時限

1学期 火曜日 1・2時限

教室

7A104

3年

2単位

担当教員

大庭 一郎

オフィスアワーと研究室

水2限 113

授業概要

 レファレンスサービスは,図書館や情報サービス機関等において,情報を求めている利用者に対して,レファレンス担当者によって提供される人的援助である。現代の図書館では,各種のレファレンス資料(冊子体,オンラインデータベース,パッケージ型電子メディア,インターネット上の情報,等)を活用しながら,多様なレファレンスサービスを展開することが求められている。この講義では,広義のレファレンスサービスを対象として,レファレンスサービスの目的,構成,方法,各種情報源の利用法,参考調査図書館の組織と運営,等について総合的に解説する。

学習・教育目標

・レファレンスサービスの目的,構成,方法,各種情報源の利用法,参考調査図書館の組織と運営,等についての基礎知識を理解することができる。
・「国立大学法人等職員採用試験」や「各種の図書館職員採用試験」を受験する際に必要な基礎知識を身につけることができる。

授業計画

1.「情報サービス構成論」のガイダンス
2.レファレンスサービスの概念
3.レファレンスサービスの歴史と発展段階
4.レファレンスサービスの構造と機能
5.レファレンスサービスの種類
6.レファレンスプロセス
7.レファレンスサービスのための情報源
8.レファレンスサービスの組織と運営
9.「情報サービス構成論」の総まとめ
10.「学期末試験」・「授業評価」

成績評価の方法

・出席状況と授業参画度(発表)(約20%),課題レポート(複数回)(約30%),学期末試験(持込不可)(約50%)によって総合的に判定する。ただし,いずれかの評価項目の成績が著しく低い場合には,減点評価の対象とする。

教材・教科書・参考書等

・教科書:渋谷嘉彦ほか共著.情報サービス概説.改訂.東京,樹村房,2004.3,xi,174p.(新・図書館学シリーズ,4)
・教科書:加藤秀俊.取材学:探求の技法.東京,中央公論社,1975.10,iii,184p.(中公新書,410)

履修要件
前提知識,他科目との関連等

・3年次以上の学生のみ対象。第1回目の配布資料と教科書を準備するために,講義開始前に履修希望者数を把握する必要があります。履修希望者は,2009年4月10日(金)の午後1時までに,TWINSで履修申告をして下さい。

備考
講義のホームページ等

・第1回目の講義開始までに,必ず教科書を購入し,講義に出席すること。
・第1回目の講義を欠席した学生は,この講義の受講を認めないので,十分注意すること。
・毎回新しいテーマを扱い,欠席するとその後の講義を理解する上で障害になるので,全て出席する覚悟で受講すること。課題レポートの提出の遅れは,認めないので注意すること。
平成21年度開講予定