GE6 1201

知識構造化法

Knowledge Extraction

学期曜時限

1学期 火曜日 1・2時限

教室

7A101
春日実習室II

3・4年

2単位

担当教員

中山 伸一

オフィスアワーと研究室

月4・5限 410

授業概要

知識を生み出すのは、人間の本質的な機能である。しかし漠然とデータを見ていても、そこに内在する関係を見いだす事は難しい。ここではデータを分析・評価する手法、およびそれから知識を創出するための様々な手法について述べる。

学習・教育目標

・図表表示法の特性を説明できる
・類似度と距離の概念を説明できる
・非階層的および階層的なクラスタリングを実際に行える

授業計画

1:知識構造化とは
2:データの特性について
3:図表表示法
4:探索的データ解析
5:様々な類似度・距離の考え方
6:非階層的クラスタリング
7:階層的クラスタリング(融合法)
8:階層的クラスタリング(分裂法)
9:競合学習と自己組織化マップ
10:評価法

成績評価の方法

出席および授業中の作業への取り組み状況、レポート、試験をそれぞれ等価に評価する。なお、レポートは授業中に行えない作業をまとめさせるが、その結果と作業内容の理解を中心に評価する。

教材・教科書・参考書等

教科書は指定しない。必要に応じて資料を配布する。
参考書『探索的データ解析入門』渡部洋ほか著.朝倉書店, 1985.
『クラスター分析』J.A.Hartigan著.マイクロソフトウェア, 1983.
『パターン情報処理』長尾真著.コロナ社, 1983.
『統計工学ハンドブック』得丸英勝ほか著.培風館, 1987.

履修要件
前提知識,他科目との関連等

 

授業外の学習内容・方法

各種の知識構造化の考え方について、あらかじめどのように行えば良いかを考えさせる。授業で解説した方法についての実践を授業後に行わせる。これらについては5回程度をレポートとして提出させる。

備考
講義のホームページ等

平成21年度開講予定