GE3 1063

知的探求の世界Ⅰ-6

Thematic Studies I-6

学期曜時限

1~3学期 火曜日 5・6時限
(隔週開講)

教室

7A206

2年

1.5単位

担当教員

大庭 一郎

オフィスアワーと研究室

水2限 113

授業概要

テーマ 図書館の基礎を考える
この授業では,図書館(特に,公共図書館)の基盤を考えるために,(1)日本と諸外国の社会,行政機構,文化に関する文献,(2)図書館を支える幅広い教養(人文,社会,自然)に関する文献,(3)経営学や組織論に関する文献,等を読み,要約・発表・討論する過程を通じて,幅広いものの見方,考え方,価値観を学ぶ。

学習・教育目標

・(1)日本と諸外国の社会,行政機構,文化に関する文献,(2)図書館を支える幅広い教養(人文,社会,自然)に関する文献,(3)経営学や組織論に関する文献,等を読むことによって,幅広い視野で図書館を理解することができる。
・図書館等の情報サービス機関の情報専門職を目指す者に必要な,幅広い教養力の基礎を身につけることができる。

授業計画

・この授業は,火曜日の5・6時限に隔週で開講する。
・1学期から3学期までを通じて,(1)日本と諸外国の社会,行政機構,文化に関する文献,(2)図書館を支える幅広い教養(人文,社会,自然)に関する文献,(3)経営学や組織論に関する文献,等を取り上げ,それらの課題文献に関する講義,発表,討論を行う。
・受講生は,毎週,課題文献を読み,文献レポートを作成した上で授業に出席すること。
・第2回目の授業の際に,開講予定日,文献レポートのまとめ方,等について解説する。
・夏季休業の初日(2008年7月2日(水))には,大学図書館と公共図書館の見学会を実施する予定である。

成績評価の方法

・出席状況(約30%),授業参画度(発表・討論)(約30%),文献レポート(約40%)によって総合的に判定する。ただし,いずれかの評価項目の成績が著しく低い場合には,減点評価の対象とする。

教材・教科書・参考書等

・授業の中で,課題文献(図書や雑誌論文)を指示する。課題図書は,新書や文庫を中心に選定する予定であるが,必ず購入して,授業に出席すること。

履修要件
前提知識,他科目との関連等

・2年次の学生のみ対象。定員は,5名から6名とする(2名以下の場合は開講しない)。
・図書館等の情報専門職を強く目指している者,および,図書館に関心があり大学院への進学を目指している者が履修することが望ましい。
・授業の履修には,(1)本学類で2年次から4年次まで実施する公務員試験準備講座(教養模擬試験)に参加すること,(2)今年度から実務教育出版の「公務員合格講座」,もしくは,早稲田セミナー主催「筑波大学公務員試験対策講座」の受講生になること,の2点を必須要件とする。
・第1回目の配布資料準備のため,講義開始前に履修希望者数を把握する必要があります。履修希望者は,2008年4月14日(月)の午後1時までに,TWINSで履修申告をして下さい。
・人数が定員を超える場合は,4月15日(火)に小テストと課題レポートを課して選考する。
・「知的探求の世界Ⅰ」の未履修者は,「知的探求の世界Ⅱ」を履修することはできない。

備考
講義のホームページ等

・第1回目の授業を欠席した学生は,この授業の受講を認めないので,十分注意すること。
・毎回新しいテーマを扱い,欠席するとその後の授業を理解する上で障害になるので,全て出席する覚悟で受講すること。