GA1 0101

情報社会と法制度

Information Society Law

学期曜時限

3学期 火曜日 1・2時限

教室

春日講堂

1年

2単位

担当教員

新保 史生

オフィスアワーと研究室

火12:15~15:00 407

授業概要

ネットワーク社会における法制度を総合的に学ぶ上で必要な基礎知識を習得することを目指します。ネットワーク社会においては、多くの人が利用している情報発信活動や電子商取引、電子政府の構築を目指して推進されている行政の情報化、サイバー犯罪をはじめとする新たな犯罪の出現、ネットワーク社会の安全確保のための情報セキュリティ対策などとの関係において、日々新たな法律問題が発生しています。それに伴い、これらの諸問題に対応すべく新たな法律も制定されていますが、それらの問題解決に必要な法的枠組みの基本は従来から変わらないものです。そこで、本講義では、憲法、民法、刑法、行政法を中心に、現行の我が国の法制度の基礎を学んだ上で、ネットワーク社会における法整備の現状から、具体的な法的諸問題解決のための法的対応について講義します。

学習・教育目標

情報化社会における身近で具体的な法律問題に即しながら、法学の基礎知識と主要な概念や法理を習得することにより、情報化社会において最低限必要な法的知識を身につけます。

授業計画

1 法学の基礎知識
2 憲法の要点(基本的人権、統治機構)
3 政治と法
4 民法の基礎
5 刑法の基礎
6 行政法の基礎
7 ネットワーク社会における法的諸問題の類型
8 IT関連の法整備の状況
9 高度情報通信ネットワーク社会の実現のための法制度
10 電子商取引の推進と規制のための法制度

成績評価の方法

定期試験及び小テストにより評価する

教材・教科書・参考書等

講義において指示する

履修要件
前提知識,他科目との関連等

 

授業外の学習内容・方法

レジュメに記載されている法令の条文について、電子政府の総合窓口
http://www.e-gov.go.jp/>の「法令検索」を活用し該当条文の内容を講義前に確認しておくこと。

備考
講義のホームページ等

講義に関する情報は、www.shimpo.org (www.hogen.org) に掲載する