ラーニング・コモンジャーのブログ始動

はじめまして。筑波大学 知識情報・図書館学類 のみついしです。
いよいよ「ラーニング・コモンジャーのブログ」が始動です。
記念すべき第一回であるこの記事では、ラーニング・コモンズというものを簡単に説明します。
【ラーニング・コモンズは繋がりを促進する場】
ラーニング・コモンズは海外の大学を中心に広まり、
最近では国内の大学でも設置しているという事例が増えてきました。
しかし、同じ「ラーニング・コモンズ」という名前がついていても、
実際のラーニング・コモンズは各大学組織によってかなりのばらつきがあります。
それでも共通する部分を抜き出してみると、それは次のような3要素です。
【ラーニング・コモンズを構成する3要素】

  • 場所
    • 可動式の机や椅子
    • 誰もが出入り自由のフリーな学習スペース
  • 設備
    • 教育・学習用に大学が提供するパソコン等の端末
    • カラープリンタ・大型プリンタ・ スキャナ・大型ディスプレイ等の各種情報機器
    • 利用者が自由に使える図書館の蔵書・専門情報データベース等のコレクション
  • 人材
    • 主として学部生の利用者
    • 学生スタッフとしての大学院生や学部生
    • 教員
    • 図書館員

これら3要素を満たしているものは、ひとまずラーニング・コモンズであるといえます。
しかしただ単純に、これら3要素を満たしたからといって、
ラーニング・コモンズが、繋がりを促進する場として機能するわけではありません。
ここが難しいところです。
【なぜラーニング・コモンズは難しいのか】
各大学組織によって、面積・キャンパスの形態・予算規模等には大きく違いがあります。
そして、なにより大学組織を構成する人材は常に全てが違います。
これらのことを考慮せずにラーニング・コモンズをデザインすることはできません。
【ラーニング・コモンズには「ファン」が必要】
そこで、筑波大学のラーニング・コモンズでは「ファン」をつくるという
ことを大きな目標として掲げることにしました。
地道に「ファン」をつくることによって、新しい利用者が創造できます。
さらには、筑波大学固有のラーニング・コモンズというものができあがり、
やがて、繋がりを促進する場として機能はじめるようになると考えられます。
そのために、今後ファンを作るための様々な機会・取り組みを行っていきます。
その様子は、逐次このブログで報告しますのでぜひチェックしていてください。
【参考】
ラーニング・コモンズについてもっと詳しく知りたいという方は、
以下の報告を読んでみることをオススメします。
茂出木理子.ラーニング・コモンズと 図書館:お茶大図書館改革の裏側を語る.北海道地区大学図書館職員研究集会記 録.2101-02,vol.52,p.3-13.http://hdl.handle.net/10083/48982