教員紹介

知識科学主専攻

岩澤 まり子(教授)

研究テーマ:情報組織化、情報共有、医療情報

研究対象とする情報の塊をみて、何が情報となりうるか、期待されている情報は何か、不足している視点は何か、どのような情報が活用されるかなど、情報の蓄積と探索の本質について考えていきます。様々な情報を対象としていますが、医療者による情報と患者による情報、特許文献と学術文献、公共情報と民間情報など、性質の異なる情報資源の比較を行ないながら、共有の可能性を見出す研究をしています。


後藤 嘉宏(教授)

研究テーマ:メディア社会学、社会思想史、マス・コミュニケーション論

私自身は、大学院ではマスコミ論を学び、現在は、映画理論を組み込んだ美学者で国立国会図書館初代副館長である中井正一(1900-52)を、思想史的に研究している。研究室では、社会思想史だけでなく、メディア論、社会学に係わる独創的なテーマを持っている学生を受け入れている。ブログを巡る研究、電車の中吊り広告に関する研究、児童書出版に関する研究、コスプレーヤーについての研究等、学生のテーマは多岐に亘る。


歳森 敦(教授)学類長

研究テーマ:選択行動モデル、選好意識の解明、地域施設計画

現代に生きる我々は,人から聞く,テレビで見る,新聞で読む,ネットで調べる等,いくつもの方法で情報を得,知識を獲得しますが,このような情報源の選択 や情報の評価の際の人間の行動と意識を数量的なモデルで分析します.また,数量として表現できるというモデルの特性を活かして,どのように情報を提供する ことが社会にとって望ましいかという政策判断につなげる,政策モデルへの応用をめざします.


中山 伸一 (教授)

研究テーマ:情報化学、感情予測、情報知識化

対象とする事柄に関わる様々なデータをもとに、対象が持つ様々な知識を抽出・予測する。具体的にはタンパク質や化学物質の構造データをもとにその機能発現 部位を抽出したり、詩や小説のテキストデータをもとにその読後感情を予測したり、古銅印群の三次元データをもとにその中から糸印を識別したり、理科の教科 書に書かれた内容から知識の構造を明らかにしたりと、多様な対象を扱っている。


長谷川 秀彦(教授)学群長
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~hasegawa/

研究テーマ:ハイパフォーマンスコンピューティング、数値線形代数

同じ問題を解くのであれば速く解けたほうがよい。速さが同じならより正確なほうがよい。速さも正確さも同じなら、できるだけ大きな問題が解けたほうがうれ しい。ハイパフォーマンス・コンピューティングは与えられた計算環境をより有効活用するための技術であり、問題とアルゴリズムに対する数理的な理解、コン ピュータの細かな仕組みの理解、使える道具の選択、勘など、いろいろな知識が必要になる。もちろん結果を評価する仕組みも重要である。


芳鐘 冬樹(教授)主専攻主任
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~fuyuki/index.html

研究テーマ:研究者の生産性、研究協力ネットワーク、計量書誌学

どのような研究協力ネットワークを築けば、その後、論文の生産性を高められるか、あるいはさらにネットワークを広げられるか、といった傾向が分かれば、研 究者個人がパートナを選択する際の参考にもなりますし、学術政策への示唆も得られます。そのような方面への応用を目指しながら、研究協力ネットワークが研 究者の論文生産に及ぼす影響について研究しています。


上保 秀夫(准教授)

研究テーマ:インタラクティブ情報検索、コンテキスト、レファレンスサイエンス

人々の情報行動のうち、特に探索と検索に関して、人間の認知的・情緒的側面の理解を土台にして、知識情報資源にアクセスする新しい手法の提案・開発・評価 を行っています。また情報行動に影響を及ぼす様々な要素をコンテキストという枠組みで研究しています。近年は協調作業による情報探索・検索の理解・支援に も興味があります。


真榮城 哲也(准教授)

研究テーマ:生命現象の解明、さまざまなモノの関係性、専門知識の利用

専門知識の利用や特徴の解析を扱う.生物学や医学では,よく解っていない現象が沢山あるが,それらの問題を解明するためにコンピュータと知識をうまく使う 方法,複雑な現象を解りやすく表現する方法,そして聞き手に合わせた説明の方法,等について研究する.また,知識を含めこの世界の事柄を色々な要素が関係し ているネットワークとして捉えることができるが,これらの関係性や全体の特徴を科学的に調べる.


辻 慶太(准教授)
http://slis.sakura.ne.jp/

研究テーマ:シソーラスの自動構築、レファレンスサービス、図書館情報学教育

新しく生まれた言葉のうち、どれが長く使われ、どれが早く消えていくかが事前に分かれば色々な面で役に立ちます。例えば今後の流行トレンドが予測できた り、辞書の見出し語選定に使えたりするでしょう。そうした予測を計量言語学的に行いながら、Web に基づいて英和辞書や同義語辞書を自動作成するにはどうしたら良いかを研究しています。またそれとは全く別に、図書館職員や図書館情報学教育のあり方につ いても研究しています。


横山 幹子(准教授)

研究テーマ:知識、言語、意味

分析哲学的アプローチにより、「知識とは何か」、「知識はどういうときに正しいと言われるのか」、「知識は客観的なものでありうるのか」、「われわれはど のようなときに知識を共有していると考えるのか」、「蓄積された知識についてどう考えるか」等の問題を考察します。それに関連して、「言語を理解するとは どういうことか」、「言葉の意味とは何か」、「言葉の意味を理解するとはどういうことか」といった問題等についても考察します。


三波 千穂美(講師)

研究テーマ:サイエンスコミュニケーション、テクニカルコミュニケーション

現代社会において、専門情報(専門知識)を多くの人々が理解することが何故必要か、そして、専門情報(専門知識)を正確かつわかりやすく伝えるため にはどうしたら良いかということを研究しています。この時「伝える」ということは、伝える相手の知的状況に配慮して、情報を最適表現すること、と言いかえ てもいいかもしれません。

以上の端的な一例が、科学技術コミュニケーションと考えて下さい。


松林 麻実子(講師)

研究テーマ:情報行動、メディア分析、コミュニケーション

人々が日常生活において普通に行っているメディア利用(本や雑誌,新聞を読んだり,インターネットを使ったりすること)は,どのようなメカニズムで行われ ているのかということ,さらに,そのメディア利用はメディアの形式に何らかの影響を受けるのかということ(インターネット中心の生活とアナログな生活では どのような違いが生まれるか,など)について考えることを行っています。


大澤 文人(助教)

研究テーマ:教育におけるマルチメディアの活用、教育におけるコンピュータの活用

高校における教科「情報」が導入されて時間が経過したがこの導入により従来の教育現場におけるコンピュータ、マルチメディアの活用がかわりつつある。時代に即したこれらの活用方法を探っていくことが本研究室の主要な研究テーマである。


照山 絢子(助教)

研究テーマ:文化人類学、医療人類学

学習障害や高機能自閉症などを含む発達障害は、「コミュニケーションの障害」ともいわれます。しかし、コミュニケーションに障害がある、とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか。また、それは私たちが所属している社会や文化における通念や習慣とどのように関わっているのでしょうか。インタビューなどの質的調査に基づいて研究をおこなっています。


于 海涛(助教)

研究テーマ:知能情報学、インタラクティブ情報検索

情報オーバーロードとビッグデータの時代に直面して、新技術は我々の生活の需要を満たすために情報アクセスにとって不可欠である。インタラクティブ情報検索の技術はユーザとの交互を可能にし、適応検索結果を提供する。本質的には、コンテキスト駆動型情報検索と見なすことができる。コンテキスト情報は以前に提出されたクエリ、インタラクティブな動作等を含む。ファイングレインの問題は、ユーザの意図識別、行動の理解、適応的なアイテムのランキングを含む。


叶 少瑜(助教)

研究テーマ:メディア使用と社会的ネットワークの構築、異文化コミュニケーションにおけるメディア使用の影響

現在、LINEやFacebook等が広範囲に使用されています。これらは「1対多」のソーシャルメディアとして使用されると同時に、「1対1」のコミュニケーションが行えることが最大の特徴だといえます。このようなメディアの使用が、音声通話や従来の電子メールに比べて、ユーザ同士の対人関係の広がりなどの社会的ネットワークの構築、および対人関係の深さにいかに影響を与えるのかについて、異文化コミュニケーションの視点から研究を行っています。また、ユーザが様々なメディアの使用と、その使用による対人緊張や情報伝達における効果に対する認識のようなメディア観との関係、メディアリテラシーの習得等についても検討を進めています。


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知識情報システム主専攻

佐藤 哲司(教授)平成26年度 BEST FACULTY MEMBER
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~satoh/index-j.html

研究テーマ:情報アクセス、知識写像とコミュニティ分析、コンテンツ工学

インターネットの普及は個人による情報発信を促進し、また、いつでも欲しい情報にアクセスできる新しいメディア環境を提供しました.こうした環境では、多くの著者が書き込む断片的な情報が、相互に関連づけられて一つのコンテンツを形成しています.複雑に関連する情報ネットワークの構造を知識として表現し、 自在にアクセスする情報アクセス技術、個人や状況などに応じた知識空間の写像技術等の参加型電子図書館を構築するための要素技術や、著者コミュニティの形成・変容の解明など、コンテンツ工学分野の研究に取り組んでいます.


松本 紳(教授)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~amy/

研究テーマ:計算物理、サイエンティフィックビジュアライゼーション

物性物理の理論的研究とそれに関連するバンド計算システム等の開発を行う。
具体的には以下のとおりである。
1) 磁性媒体材料等に対する計算機実験
2) 理論あるいは実験結果等の可視化のためのシステム開発
3)陽電子消滅角相関やコンプトンプロフィールの理論的研究


水嶋 英治(教授)

研究テーマ:博物館学、博物館情報学、デジタルアーカイブ論

文化財の多くを占める博物館資料・コレクション・歴史的建築物・世界遺産・無形文化遺産および文書館・図書館の情報資料等を対象として、文化遺産への理解、文化情報資源の記述の方法と視覚化、歴史的文脈における文化遺産の記述詳細、その基礎となる分類方法論、用語研究、デジタルアーカイブにおける知識資源の組織化、文化財電子目録を中心的なテーマとして研究している。


緑川 信之(教授)

研究テーマ:知識の組織化,知識資源の組織化,分類

人が知識を他人に伝えようとするとき,その知識を何らかの方法で組織化(体系化)する。たとえば,本を書くときやウェブページを作成するときは,その構成 を考える。作成された膨大な本やウェブページ(総称して知識資源とよぶ)の中から目的のものを探すためには,知識資源自体が組織化されていなければならな い。たとえば,分類をして整理すれば探しやすくなる。こうした,知識および知識資源の組織化について研究をします。


森継 修一(教授)

研究テーマ:数式処理システム、アルゴリズム、数学的知識

数学的知識を実装した情報システムのひとつとしての数式処理システムの機能を高度化するため、基本となるアルゴリズムの研究を行なう。自然科学の立場から、数学的な基礎理論に基づいて計算のメカニズムを明らかにすることにより、さらに効率のよいアルゴリズムの考案を目指すとともに、実際のプログラム開発と実験的検証までを行なう。


宇陀 則彦(准教授)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~uda/

研究テーマ:電子図書館、情報資源共有、知識現象の解明

知識情報・図書館学類の目的は「知識現象の解明」と捉えている。我々は本を読んだり、先生から教わるなどして、知識を獲得しているようだが、知識の伝達と はどういうメカニズムなのか、あるいは図書館やWebに保存された「記録」を皆で利用するとはどのような「知識」を共有しているといえるのかなど、当たり 前のように見えて、わからないことがたくさんある。本研究室では、情報資源を共有するための知識情報システム構築を通して、知識現象に直結した技術を追求 する。電子図書館は知識の伝達と共有を担う社会的枠組みが最も先鋭的な形で現れた姿である。


阪口 哲男(准教授)主専攻主任
http://www.sakalab.org/

研究テーマ:迷惑メール対策技術、次世代のインターネット利用技術、情報の蓄積と共有を推進するシステム

インターネットで情報の発信や入手の手段・機会は増えている一方、まだまだ活用しきれていないのが現状ではないか?電子メールでのコミュニケーションで は重要なメールと迷惑メールとのふるい分けがもはや必須と言える。また、次世代WWWとしてのWeb2.0はもちろん、インターネットはもっと幅広い利用 が可能であり、インターネットを活用した本当の意味での情報の蓄積と共有を、人類が気軽に行えるような技術の開発を目指す。


鈴木 伸崇(准教授)
http://nslab.slis.tsukuba.ac.jp/~nsuzuki/

研究テーマ:XML, 構造化文書,アルゴリズム

XMLやHTMLなどの構造化文書はWebにおける事実上の標準フォーマットとして急速に普及が進んでいる.一方,このようなデータのスキーマ言語(DTD, W3CXML Schema等)や検索言語(XPath等)に関して,基本的かつ重要であるにもかかわらず実用的な時間内に解が得られない複雑な問題が少なくない.このような問題を効率よく解くための手法,例えば,実用的な時間内に解くことのできる部分クラスを求めること等について考察する.


関 洋平(准教授)
http://cu.slis.tsukuba.ac.jp/

研究テーマ:情報アクセス、自然言語処理、コミュニケーション支援

ニュース、Webなどのテキスト群に含まれる情報へのアクセス技術、特に意見分析、要約、多言語処理に力を入れています。最近は、集合知を利用した協調アノテーション技術や、メディアまたは文書ジャンルを横断した情報アクセス技術、およびその評価などの研究に取り組んでいます。


高久 雅生(准教授)

研究テーマ:情報検索、情報行動、電子図書館

Webや計算機を活用して知的情報検索を行うこと、知識情報を活用した情報統合全般に関心がある。デジタルドキュメントの作成、流通、管理、提供の過程における効果的なドキュメント管理手法の研究や、利用者がどのようにドキュメントを探索し活用するかを実証的に明らかにする研究に取り組んでいる。


手塚 太郎(准教授)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~tezuka/

研究テーマ:情報検索、統計的言語モデル

大量の文書集合に機械学習を適用して言語の意味構造を推定する統計的言語モデルの研究を行っている。学習から得られた意味構造を用いた情報検索システムの構築や文書解析システムの開発に取り組むとともに、新しい確率モデルと学習手法を構築しようとしている。


時井 真紀(講師)

研究テーマ:計算物理、計算機シミュレーション

文字、数値、画像、音声など様々なデータ(情報)を記録する”記録媒体”として、 また機器の部品など、様々な場面で「磁性材料」が利用されています。この磁性材料の性質を知るために、電子の振る舞いを理論計算から求めるという研究を行っています。


松村 敦(助教)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~matsumur/

研究テーマ:Web情報システム、情報探索インタフェース、絵本の推薦

情報の爆発的な増大にともない、大量の情報から有用な知識を獲得する技術がますます重要となっています。本研究室は、Web、文献、マニュアルなど様々な情報から知識を発掘し整理する手法の研究と、問題の回答が欲しいのか、関連情報で勉強したいのか等、人がどんな状況で何を必要としているかの分析という両 側面からこの問題に取り組みます。そして、人が知りたいこと(人に内在する要求)と世の中が知っていること(社会に遍在する知識)の両者を結ぶ知識情報検索システムの実現を目指しています。


若林 啓(助教)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~kwakaba/

研究テーマ:統計的機械学習、対話システム,ソーシャルメディア解析

ベイズ統計モデルの理論や基礎アルゴリズムの研究を行っており,これを基盤とした高度な機械学習技術の実現を目指しています.その応用として,ユーザの発話の意図を正確に認識したり,雑談に対して自然に対応する対話システムの研究や,ソーシャルメディア上の情報から現実世界のイベントに関する知識を学習する技術の研究などを行っています.


BARYSHEV EDUARD(助教)

研究テーマ:国際関係史、比較社会史、アーカイブズ学

世界各国のアーカイブ資料を頼りにして、近現代の国際関係史、ユーラシア史や東アジア史の空白を実証的に埋めるとともに、アーカイブズ学という観点から各国の公文書館とその所蔵コレクションのことを広範に検討しています。情報時代の国際社会において、アーカイブ資料および歴史そのものに対する人々の認識が如何に変容しつつあるかを比較社会文化的に考察していきたいと思います。


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情報資源経営主専攻

逸村 裕(教授)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/hitslab/hitswiki/

研究テーマ:学術情報流通、情報利用行動、大学図書館

デジタル化とインターネットの波は大学図書館と学術情報流通に多大な影響を与えています。この影響は学生の情報利用行動から最先端研究までさまざまな局面で確認することができます。大学図書館におけるサービスも例外ではありません。新しい時代にふさわしい新たな学術情報流通基盤を検討しています。


白井 哲哉(教授)主専攻主任、平成25年度 BEST FACULTY MEMBER(社会貢献・学内運営)

研究テーマ:アーカイブズ学、図書館地域資料、日本地方史

16~19世紀日本の地方史と、その基本資料である地誌編さんの歴史について研究しています。また、歴史資料の機能・解釈・調査・整理・保存・活用の歴史と方法について研究しています。現在は、地域の記録や記憶を将来にわたり保存し、活用するための理論と実践上の課題について、アーカイブズ学や博物館学に学びつつ、総合的に考察しようと考えています。

筑波大学オープンコースウェア|TSUKUBA OCW


辻 泰明 (教授)

研究テーマ:映像メディア、映像アーカイブ、映像コンテンツのインターネット配信

20世紀から21世紀にかけて、映像メディアは、映画からテレビへ、そして、インター
ネットへと発展してきました。その発展の経緯を探ることによって、映像メディアの
特質を研究しています。また、映像アーカイブの現状と課題について、文化、社会、
産業、技術、歴史などの観点からの研究も進めています。更に、ディジタル時代にお
ける映像コンテンツ利活用についての研究にも取り組んでいます。


呑海 沙織(教授)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/sat/

研究テーマ:図書館文化史、メディア史、知識情報基盤

図書館の「これから」を考えるための図書館文化史を主たる研究テーマとする。図書館の未来を考えるには、現在の図書館を取り巻く環境や図書館の現状認識だけではなく、図書館に関する歴史的な認識が不可欠である。歴史的時間軸の中で、図書館が文化的・社会的に、どのように進展してきたのか、また、図書館が取り扱う対象でもある情報メディアが、どのように発展してきたのかについて、知識情報基盤の形成という視点から分析する。


平久江 祐司(教授)

研究テーマ:学校図書館経営、学校図書館利用指導、情報リテラシー教育

本研究室では,図書館情報学と教育学の学際的な領域を取り扱う。具体的な研究テーマとしては,学校図書館を効果的・効率的に活用する経営の在り方,情報リテラシーの育成という観点から学校図書館を学習に活用するための図書館利用指導の在り方などに関する研究があげられる。これらの研究テーマにおいては,日本だけでなく米国などの学校図書館活動の先進的な地域との比較研究が重要な研究方法となる。


松本 浩一(教授)

研究テーマ:人文学の資料、資料のデータベース化、中国文献学

人文学分野の研究で扱う資料のデータベース化を行う。分野としては民俗学や歴史学の資料が多いが、昔話や絵本といったテーマを選択する学生もいる。それらの資料をどのように整理してデータベースソフトの中に収めるか、また検索にあたってどのような配慮が必要かなどを論ずる。中国文献学については漢籍資料の分類・目録、あるいは漢籍が論文の中でどのように引用され、利用されているかなどについて探求する。


溝上 智惠子(教授)

研究テーマ:大学教育、教育政策、図書館情報学教育

司書や情報専門職は大学教育の場で養成されます。養成に必要な教育体系は国や地域によって異なりますが、専門職を育成するという点においては、大学教育の重要な柱になっています。専門職育成といった点を中心にアメリカやカナダの大学政策や教育内容等について研究をしています。大学の評価や教育プログラムの評価も対象に含めています。


吉田 右子(教授)

研究テーマ:公共図書館論

私の研究関心は、地域社会における公共図書館の存在意義にあります。公共図書館のサービスの歴史的展開についても研究を行っています。図書館を広い射程からとらえるために、文化的多様性、生涯学習、読書活動といった周辺領域を視野に入れながら分析を進めています。


綿抜 豊昭(教授)平成22年度 BEST FACUTY MEMBER(研究)

研究テーマ:図書、文化、歴史

日本の図書について、どのような種類や形態があり、その歴史や文化はどのようなものなのか。また、どのように印刷、出版され、その歴史や文化はどのようなものなのか。また、図書館や個人がどのような図書を、どのように収集したのか、その歴史や文化はどのようなものなのか。また、図書はどのように保存されてきたのか、どのように保存したらよいのか。といった、日本の図書の歴史や文化に関することを研究する。


池内 淳(准教授)
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~atsushi/

研究テーマ:公共図書館政策、図書館評価、ウェブの計量分析

税金を使って設置・運営されている公共図書館が、世の中にどれだけあることが望ましいのかについて様々な観点から研究をしています。また、図書館を評価するための方法について考えたり、ウェブの量・構造・内容などの変化について調査しています。


石井 夏生利(准教授)平成24年度 BEST FACULTY MEMBER(研究)
http://kabochan.info/

研究テーマ:プライバシー、個人情報保護、情報法

プライバシー・個人情報保護法を中心に、情報の取扱いをめぐる法的諸問題を比較法的に研究しています。また、法分野を横断的に捉える観点、新い動きへの注目、国際的な動向に配慮しつつ、情報法の体系化を目指して研究しています。


鈴木 佳苗(准教授)

研究テーマ:児童青少年の読書、メディア使用の影響、メディア教育

今日、メディアは児童青少年の生活に浸透しており、その影響を理解し、有効に利用していくことが課題となっている。このような状況をふまえて、児童青少年に対する読書、テレビ、テレビゲーム、インターネット利用の対人的・心理的影響、学力への影響を研究している。最近の研究テーマとしては、学校・地域での読書活動の実践とその影響、日常的なメディア利用とその影響、メディアを利用した体験学習の実践とその効果などがある。

筑波大学オープンコースウェア|TSUKUBA OCW


田村 肇(准教授)

研究テーマ:経済分析、統計学、コンピュータによるシミュレーション

知識にまつわる現象、図書館情報現象、社会現象を、主に経済学的視点から、データを用いて統計的に分析するということを行っています。また、コンピュータによるシミュレーションも行います。さらに、これらの分析に必要となるツール(分析ツール)を作成するためのプログラミングも行っています。また、最近は、知識の生産、蓄積、利用を支援するためのソフトウェアの作成にも興味を持っており、そのための研究も行っています。


村井 麻衣子(准教授)

研究テーマ:知的財産法、著作権法

著作権法を中心に、特許法、商標法、不正競争防止法などの知的財産法について、法学的なアプローチから研究を行います。知的財産法は、本来自由にできるはずの情報の利用を法的に禁止することから、情報の保護と利用のバランスをいかにとっていくかということが重要とされます。裁判例の研究や、条文の解釈などを通じて、こういったバランスをとるためにはどのように法律が適用されるべきか、望ましい制度はどのようにあるべきかということについて検討を行います。


LO, Patrick(准教授)

研究テーマ:国際比較図書館学、音楽図書館学、図書館アウトリーチおよびPR

私が、興味を持っていることは、東アジアにおける学校での学習方法の比較です。学術的なことや、図書館についての比較に、特に興味があります。私はまた、学校の専門性と音楽に関する研究にも興味を持っています。他には、図書館による支援活動や、デジタル時代の広報活動にも興味があります。


大庭 一郎(講師)平成21年度 BEST FACUTY MEMBER(教育)

研究テーマ:情報サービス(レファレンスサービス)、公共図書館論、図書館職員

図書館(主に、公共図書館、学校図書館、大学図書館)を対象として、図書館の情報サービスのあり方や、図書館の情報サービスを担う人材のあり方について研究しています。卒業研究では、学生の問題意識や関心領域を出発点としながら、(1)図書館における各種のサービス、(2)図書館における情報サービス、(3)学校教育と生涯学習における各種の読書活動、(4)図書館職員の養成(教育・研修)、等の領域の研究が進められています。


小泉 公乃(助教)

研究テーマ:図書館の経営戦略,パブリックガバナンスと公共図書館,図書館のコレクション構築・評価

知識・情報資源や技術・メディアをどのようにマネジメントし市民に対して提供するのか,またそれらを通し現代社会の様々な課題をどのように解決していくのかについて,(1) 国 (政策・制度),(2)コミュニティあるいは組織・機関(経営,戦略,組織,マーケティング),(3)個人(情報行動等)の3つのレベルを切り口に,マネジメントあるいはガバナンスという観点から研究を進めていきたいと考えています。また,知識・情報資源の中核となる図書館のコレクション構築・評価にも関心があります。


原 淳之(助教)

研究テーマ:ヨーロッパの図書館、図書館文化史、図書館の国際比較

研究テーマは近現代ヨーロッパ(英、独)の図書館。19世紀のイギリスは産業革命を経て社会の大きな変化を経験した。出版が盛んになり、本を読む人が増えた。この時期に公立図書館は誕生する。その過程を調べる。現代については日本とドイツの図書館を比較する。連邦制度を採用するドイツでは図書館の政策やサービスのあり方に日本とは違いがある。さらに比較するためには、明治以降の日本における図書館の歴史の探究も大切である。


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