KLiS TODAY No33
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3December 2017知識情報演習I 優秀作品賞 今年度は廣田美香さん、染谷公美さん、土屋寛真さん、小川航平さんを含む6名に「知識情報演習I 優秀作品賞」が贈られました。この演習は図書館情報学の基本を学びながら、その検索システムであるOPAC(Online Public Access Catalog)の構築を行います。今回は4人の受賞者に作品について語ってもらいました。廣田 美香   私は、この知識情報演習Ⅰを履修している間、不安で仕方ありませんでした。1年生のときに履修したプログラミングの授業もついていくのがやっとで、ましてや、OPACを自分の手で作るなんて無理だ!と思っていたからです。実際に授業を受けて、どれだけ予習復習を行っても、自分でできることの範囲はとても狭かったです。私が、この課題で賞をいただけるようなものを作ることが出来たのは、昨年この授業を履修していた先輩や、プログラムが得意な先輩の手助けのおかげだと思います。その先輩方がヒントを下さったので、詳細な検索が出来るようにしたり、CSSを使ってきれいなデザインにしたり、リンク付けを工夫して利便性を考えたり、ロゴをIllustratorで作ったり…と、自分がこうしたい!と思っていたことをほとんど実現させたOPACを作ることが出来ました。 (ひろた・みか 知識情報・図書館学類2年次)廣田さん(右) 染谷 公美    私はOPACを組み上げる中で、ビジュアル面を重視しました。情報量がほとんど指定されているともいえる中で、利用者がより見やすく、使いやすく感じられることは多くの人にとってかなり重要であると考えたからです。具体的には、OPACの検索ページでは背景に写真を用いたり、フォントや色などで「おしゃれだな」「使いやすそう」というイメージを与えることを目標としました。また、検索結果表示ページでは、ただ情報を羅列するのでは読みにくく、使いにくいと感じてしまうと思い、折り畳み機能を組み込み、より見やすく、利用者が欲しい情報を見つけやすくしました。 今回、ビジュアル面では課題の要項の範囲内では納得のいくレベルに届きましたが、検索システム自体は最低限の簡潔なものとなってしまったので、そこが心残りです。(そめや・くみ 知識情報・図書館学類2年次) 染谷さん(左)

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