KLiSTODAY Vol.25
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近未来図書館これくしょん1. テーマ本棚 研究室のメンバーがそれぞれ好きなテーマで本棚を構成する展示です。図書館や本屋で使われている一般的な分類ではなく、もっと自由に本を使ってテーマを表現しようという試みです。必ずしも本だけで構成する必要はなく、iPadを使った電子書籍やさまざまなオブジェを組み合わせてもかまいません。2. IMAGINE THE FUTURE本棚 筑波大学は「筑波ブランド」を確立するプロジェクトのスローガンとして IMAGINE THE FUTUREを謳っています。そこで、近未来シリーズの「未来」と「FUTURE」をかけて、未来を想像できる本を来場者に持ち込んでもらい、未来を想像する本棚をみんなで作り上げようという企画です。せっかくですので、学長や副学長にも未来を想像する本を提供してもらいました。3. ブックツリー この展示は覆面本棚の発展形です。覆面本棚とは本を袋にいれて覆面し、本を見えないようにした上で本の中で使われている印象的なフレーズを袋の外側に書きます。たとえば、「お前、金魚のブライアン食ったろ」といったフレーズです。来場者はこの刺激的なフレーズが書いてある本はどんな本だろうとドキドキしながら袋を開けるわけです。ブックツリーは、覆面した本を本棚ではなく、帽子ハンガーに吊るすことで本の木のように展示したものです。宇陀 則彦・松村 敦  KLiS TODAY No. 25February 20152014年11月2日~3日に開催された筑波大学学園祭「雙峰祭」において、宇陀研究室と松村研究室は附属図書館と共同で「近未来図書館これくしょん」という企画展示を実施し、雙峰祭グランプリの最優秀賞を受賞しました。私たちの企画展示は通称「近未来シリーズ」と呼ばれ、今回は2010年度、2011年度以来、3度目の最優秀賞獲得となりました。これまで「近未来書籍カフェ」、「近未来書籍空間」、「近未来書籍Lab.」、「近未来らいぶらり」と毎年さまざまなコンセプトを打ち出してきました。今年は5年目ということで集大成となるよう、これまで好評だった企画をグレードアップするとともに、新しいアイディアを加えた最高の展示を目指しました。会場の様子A.展示

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