KLiSTODAY Vol.24
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スチューデント・トークが伝えること中村 美咲   今年も、7月の学類説明会、8月の大学説明会の双方でスチューデント・トークを行いました。スチューデント・トークとは、知識情報・図書館学類生が各々の視点から大学生活の様子を伝えるという企画です。通学方法、宿舎の設備や生活、カリキュラム、大学内の自然、附属図書館、大学内外の環境などなど、発表者の個性が光るテーマで行われたプレゼンは、高校生の皆様にも楽しんでいただけたのではないかと思います。私は「食べることが好き」という自身の嗜好を活かし、筑波大学内の食堂と喫茶について事前調査と実地調査(格好つけましたが単なる食堂巡り)を行い、実際にプレゼンしました。 高校生並びに保護者の皆さまが大学受験にあたって気になっていることといえば、学問の内容や就職状況といったことが多いかと思います。事実、大学説明会といえばその大学・学部のカリキュラムや毎年の就職状況についてのお話が中心です。しかし「大学生活」という多種多様な生き方ができる環境のことを事前に少しでも知ることができたら、受験勉強もはかどると思いませんか?このスチューデント・トークが来場された皆様に伝えたかったことはまさにそういった「大学生活の具体的な情報とイメージ」です。 「学生主体の大学説明会」という、知識情報・図書館学類の説明会の特色を最大限に活かした個性的なプレゼンを通して、それぞれの発表者が大学入学から過ごしてきた時間、感じたこと、思っていること、伝えたいことを聴いていただき、少しでも「知識に入ればこんな楽しい生活ができるんだ」と思っていただけたのなら、このスチューデント・トークという企画は大成功を収めたといえるでしょう。(なかむら・みさき 知識情報・図書館学類1年次)スチューデント・トークの会場の様子

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