筑波大学2017年スクールガイド
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15先輩の声3年次編入のためのQ&A稲垣 洸雄INAGAKI Hironori(高専出身)知識情報システム主専攻篠崎 雅SHINOZAKI Miyabi (高専出身)情報資源経営主専攻年度によって異なりますが、高等専門学校と短期大学出身者が多いようです。高専での学科は、情報工学科、電子情報工学科のみならず、電子制御工学科、電子工学科、電気工学科、機械工学科、環境都市工学科まで多彩です。2016年度の場合、高専9名、短大3名、大学2名です(定員10名)。Q. 編入学した人の出身は?A.ほとんどの人は最寄りの春日宿舎に入れますが、時として追越宿舎(徒歩約15分)が割り当てられることもあります。Q. 学生宿舎には入れますか?A.多くの人がサークルに入っています。Q. サークルは入れますか?A.入学直後の2日間連続のオリエンテーションなど、編入生同士が出会う機会が多く、毎年仲良くやっているようです。また、1・2年次生と同じ科目を履修するため、学年を越えた知り合いも沢山できます。Q. 知り合いは多くできますか?A.可能です。ただし、短期間に多くの科目を取らなければならない編入生にとっては、現実にはかなり厳しいと思われます。Q. 他学類・他学群の授業は取れますか?A.大変です。ただし、理系か文系かで決まるのではなく、個人のやる気に依存します。数学もプログラミングも専門家を育てるためではなく、どのような分野でも必要な数学的な考え方、論理的思考力を養うための科目となっています。Q. 文系学生はプログラミングや数学が大変?A. 以前は多くの時間をロボット工学を学ぶことで過ごしていました。そのため、いわゆる文系の授業というものを受けたことがなく、この大学での授業についていけるのか少し心配していました。なぜなら、私がこれまでに経験してきた文系の授業の多くは、過去の事象を一方的に押し付けられて暗記させられるものであり、そういった授業をつまらないと考え敬遠していたからです。しかし、この大学での授業は、過去の事象を学びつつ、未来はどうなるのか?について考える授業が多く、思考のトレーニングとなります。私はわずか数ヶ月で、文系の授業のほうがむしろ好きになりました。 また、筑波大学は他の学類の授業を履修しやすい環境です。私も興味のある他学類の授業を幾つか履修しました。一つの分野に留まらず、多様な知識を身につけたいと考えている人には優しい環境と言えるでしょう。 世の中では多くの場合、特異な考え方を持っている人に対して、周りの人に合わせるように求められがちです。しかし、筑波大学は特異であることを良しとする風潮があります。そのため、この大学では独自の生態系が広がっており、いわゆる「変」な人が多く存在しています。そしてこの「変」な人達は、なんらかの分野で非常に優秀な能力を持っていることが多いのです。特に、同世代で自分と似た志を持った優秀な人の存在は、とても刺激になります。一生付き合い続ける友人も生まれてくることでしょう。積極的に学類を超えた交流をすることをお薦めします。 ここまで筑波大学の環境について書きました。しかし一番大切なことは、この環境を使うのは、入学するあなた自身だということです。あなたが、最大限の工夫をして、この環境を使い倒すという意気込みでいれば、きっと筑波大学での経験は素晴らしいものになるでしょう! 「みんな違って、みんな良い」。使い古された表現ではありますが、知識情報・図書館学類3年次編入生を表すならば、この一言に尽きます。出身地はおろか、出身校も専攻もまったく異なった人たちが集まります。入学式では一目で「1年生ではない」とばれてしまうほどの個性派集団です。そんな私たちをなんなく受け入れてくれる筑波大学も、相当個性的な人の集まりなのだと日々感じていたりします。しかし、「個性的」であると言われる人ほど、それぞれが何かに秀でており、情熱的な一面を持っています。そんな友人たちとの毎日はとても刺激的で、飽きることがありません。また、筑波大学は他学類の授業を履修しやすい環境にあります。編入後の単位数などの心配はあるでしょうが、私を含め何人もが他学類の授業を履修していますし、他学類の授業で学んだことを受けて、さらに多様な知識を身につけることもできます。 特に文系出身のみなさんは、プログラミングなどの授業についていくことができるのかという不安もあるかと思います。私自身プログラミングは全くの素人でしたが、友人に教えてもらったり、ラーニングコモンズなどを利用したりして、少しずつ理解が深まっています。理系や文系といった括りにとらわれることなく、やりたいことを突き詰められるための環境が、知識情報・図書館学類にはあります。 「3編生だから」と言って遠慮する必要はありません。むしろ、貪欲に学生生活を楽しむこともできます。学祭などのイベントを満喫するのも、新しい知識を極めるのも、研究に没頭するのも、どんな学生生活を送るかは自分次第です。私たちを超えるくらいの「自分らしさ」を持ったみなさんに会えることを心待ちにしています。

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