教員紹介

知識科学主専攻

後藤 嘉宏(教授)

研究テーマ:メディア社会学、社会思想史、マス・コミュニケーション論

私自身は、大学院ではマスコミ論を学び、現在は、映画理論を組み込んだ美学者で国立国会図書館初代副館長である中井正一(1900-52)を、思想史的に研究している。研究室では、社会思想史だけでなく、メディア論、社会学に係わる独創的なテーマを持っている学生を受け入れている。ブログを巡る研究、電車の中吊り広告に関する研究、児童書出版に関する研究、コスプレーヤーについての研究等、学生のテーマは多岐に亘る。


歳森 敦(教授)学類長

研究テーマ:選択行動モデル、選好意識の解明、地域施設計画

現代に生きる我々は,人から聞く,テレビで見る,新聞で読む,ネットで調べる等,いくつもの方法で情報を得,知識を獲得しますが,このような情報源の選択 や情報の評価の際の人間の行動と意識を数量的なモデルで分析します.また,数量として表現できるというモデルの特性を活かして,どのように情報を提供する ことが社会にとって望ましいかという政策判断につなげる,政策モデルへの応用をめざします.


中山 伸一 (教授)

研究テーマ:情報化学、感情予測、情報知識化

対象とする事柄に関わる様々なデータをもとに、対象が持つ様々な知識を抽出・予測する。具体的にはタンパク質や化学物質の構造データをもとにその機能発現 部位を抽出したり、詩や小説のテキストデータをもとにその読後感情を予測したり、古銅印群の三次元データをもとにその中から糸印を識別したり、理科の教科 書に書かれた内容から知識の構造を明らかにしたりと、多様な対象を扱っている。


長谷川 秀彦(教授)学群長
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~hasegawa/

研究テーマ:ハイパフォーマンスコンピューティング、数値線形代数

同じ問題を解くのであれば速く解けたほうがよい。速さが同じならより正確なほうがよい。速さも正確さも同じなら、できるだけ大きな問題が解けたほうがうれ しい。ハイパフォーマンス・コンピューティングは与えられた計算環境をより有効活用するための技術であり、問題とアルゴリズムに対する数理的な理解、コン ピュータの細かな仕組みの理解、使える道具の選択、勘など、いろいろな知識が必要になる。もちろん結果を評価する仕組みも重要である。


芳鐘 冬樹(教授)主専攻主任
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~fuyuki/index.html

研究テーマ:研究者の生産性、研究協力ネットワーク、計量書誌学

どのような研究協力ネットワークを築けば、その後、論文の生産性を高められるか、あるいはさらにネットワークを広げられるか、といった傾向が分かれば、研 究者個人がパートナを選択する際の参考にもなりますし、学術政策への示唆も得られます。そのような方面への応用を目指しながら、研究協力ネットワークが研 究者の論文生産に及ぼす影響について研究しています。


上保 秀夫(准教授)

研究テーマ:インタラクティブ情報検索、コンテキスト、レファレンスサイエンス

人々の情報行動のうち、特に探索と検索に関して、人間の認知的・情緒的側面の理解を土台にして、知識情報資源にアクセスする新しい手法の提案・開発・評価 を行っています。また情報行動に影響を及ぼす様々な要素をコンテキストという枠組みで研究しています。近年は協調作業による情報探索・検索の理解・支援に も興味があります。


真榮城 哲也(准教授)

研究テーマ:生命現象の解明、さまざまなモノの関係性、専門知識の利用

専門知識の利用や特徴の解析を扱う.生物学や医学では,よく解っていない現象が沢山あるが,それらの問題を解明するためにコンピュータと知識をうまく使う 方法,複雑な現象を解りやすく表現する方法,そして聞き手に合わせた説明の方法,等について研究する.また,知識を含めこの世界の事柄を色々な要素が関係し ているネットワークとして捉えることができるが,これらの関係性や全体の特徴を科学的に調べる.


辻 慶太(准教授)
http://slis.sakura.ne.jp/

研究テーマ:シソーラスの自動構築、レファレンスサービス、図書館情報学教育

新しく生まれた言葉のうち、どれが長く使われ、どれが早く消えていくかが事前に分かれば色々な面で役に立ちます。例えば今後の流行トレンドが予測できた り、辞書の見出し語選定に使えたりするでしょう。そうした予測を計量言語学的に行いながら、Web に基づいて英和辞書や同義語辞書を自動作成するにはどうしたら良いかを研究しています。またそれとは全く別に、図書館職員や図書館情報学教育のあり方につ いても研究しています。


横山 幹子(准教授)

研究テーマ:知識、言語、意味

分析哲学的アプローチにより、「知識とは何か」、「知識はどういうときに正しいと言われるのか」、「知識は客観的なものでありうるのか」、「われわれはど のようなときに知識を共有していると考えるのか」、「蓄積された知識についてどう考えるか」等の問題を考察します。それに関連して、「言語を理解するとは どういうことか」、「言葉の意味とは何か」、「言葉の意味を理解するとはどういうことか」といった問題等についても考察します。


三波 千穂美(講師)

研究テーマ:サイエンスコミュニケーション、テクニカルコミュニケーション

現代社会において、専門情報(専門知識)を多くの人々が理解することが何故必要か、そして、専門情報(専門知識)を正確かつわかりやすく伝えるため にはどうしたら良いかということを研究しています。この時「伝える」ということは、伝える相手の知的状況に配慮して、情報を最適表現すること、と言いかえ てもいいかもしれません。

以上の端的な一例が、科学技術コミュニケーションと考えて下さい。


松林 麻実子(講師)

研究テーマ:情報行動、メディア分析、コミュニケーション

人々が日常生活において普通に行っているメディア利用(本や雑誌,新聞を読んだり,インターネットを使ったりすること)は,どのようなメカニズムで行われ ているのかということ,さらに,そのメディア利用はメディアの形式に何らかの影響を受けるのかということ(インターネット中心の生活とアナログな生活では どのような違いが生まれるか,など)について考えることを行っています。


大澤 文人(助教)

研究テーマ:教育におけるマルチメディアの活用、教育におけるコンピュータの活用

高校における教科「情報」が導入されて時間が経過したがこの導入により従来の教育現場におけるコンピュータ、マルチメディアの活用がかわりつつある。時代に即したこれらの活用方法を探っていくことが本研究室の主要な研究テーマである。


照山 絢子(助教)

研究テーマ:文化人類学、医療人類学

学習障害や高機能自閉症などを含む発達障害は、「コミュニケーションの障害」ともいわれます。しかし、コミュニケーションに障害がある、とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか。また、それは私たちが所属している社会や文化における通念や習慣とどのように関わっているのでしょうか。インタビューなどの質的調査に基づいて研究をおこなっています。


于 海涛(助教)

研究テーマ:知能情報学、インタラクティブ情報検索

情報オーバーロードとビッグデータの時代に直面して、新技術は我々の生活の需要を満たすために情報アクセスにとって不可欠である。インタラクティブ情報検索の技術はユーザとの交互を可能にし、適応検索結果を提供する。本質的には、コンテキスト駆動型情報検索と見なすことができる。コンテキスト情報は以前に提出されたクエリ、インタラクティブな動作等を含む。ファイングレインの問題は、ユーザの意図識別、行動の理解、適応的なアイテムのランキングを含む。


叶 少瑜(助教)

研究テーマ:個人特性と社会的ネットワーク、対人コミュニケーションにおけるメディア使用の影響

現在、LINEやFacebook等が広範囲に使用されています。これらは「1対多」のソーシャルメディアとして使用されると同時に、「1対1」のコミュニケーションが行えることが最大の特徴だといえます。このようなメディアの使用が、音声通話や従来の電子メールに比べて、ユーザの対人関係の広がりなどの社会的ネットワークの構築、および対人関係の深さといかに関係するのかについて研究を行っています。また、個人特性によってその関係はいかに異なるのかについても検討を進めています。


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