若林 啓

2018年度 卒業研究指導方針(若林啓)

2021年度 卒業研究指導方針

氏 名:若林 啓
所 属:情報メディア創成学類
研究室:7D207号室

指導可能な研究領域 

若林研究室では、自然言語処理と機械学習の研究を行なっています。
機械学習モデルを訓練するためには、通常は大量のラベル付き訓練データを作成する必要がありますが、この負担を限りなく小さくすることで、より多様な仕事をAIに任せられるようになると考えています。若林研究室では、Human-in-the-loopシステムによる機械学習モデルの効率的な構築手法や、教師なし学習・転移学習に基づく外部知識を活用した機械学習モデル構築手法、言葉で説明したりフィードバックを与えることで対話的に機械学習モデルを教える自然言語教示手法など、様々なアプローチでこの問題の解決を目指しています。
これまでには、以下のような卒研テーマを行っています。機械学習の中でも、自然言語処理寄りの分野に興味がある人を歓迎しています。

対話システムに関連する卒研テーマ

  • 雑談システムへの応用に向けたテキストチャットにおけるバックチャネル応答の分析 (2019)
  • 対話システムにおける応答候補文の適合度推定手法の提案 (2018)
  • 応答の多様性を考慮した対話システムの自動評価手法の提案 (2018)
  • 留学生の日本語学習を支援するための雑談システム (2017)
  • コンテキストを考慮した非タスク指向型対話システムの構築 (2015)
  • 非タスク指向型対話システムにおける話題展開の抽出 (2015)
  • 機械学習を用いた対話のための発話タイプ推定 (2014)

ソーシャルメディア解析に関連する卒研テーマ

  • Twitterのハッシュタグを用いた多様なメディアにおけるトピック分類 (2017)
  • 表記の多様性を考慮したハッシュタグ推薦 (2015)

ベイズモデルの基礎アルゴリズムに関連する卒研テーマ

  • 変分ベイズにおける最適解探索効率の検証 (2019)
  • 制限付き識別ランダムウォークによるグラフベースのラベル拡張 (2017)
  • 単語の分散表現によるシノニム導出アンサンブルモデルの圧縮 (2017)
  • トピックモデルに基づく大規模ネットワークの重複コミュニティ発見 (2015)

その他の統計的自然言語処理に関連する卒研テーマ

  • PDF形式の論文データからの章の構造推定に関する研究 (2019)
  • 部分的アノテーションに基づく半教師あり系列ラベリング (2018)
  • 言語学習者の作文添削ログの統計的特徴に基づく誤用検知 (2016)
  • 系列ラベリングによる自然言語文章からの概念関係抽出手法の提案 (2016)
  • トピックモデルによる単語の分散表現手法に関する研究 (2015)
  • 隠れマルコフモデルによる教師なし品詞タグ推定 (2015)
  • 統計的意味論に基づく概念的類似度獲得手法の比較 (2014)
  • 教師ありキーフレーズ抽出における素性の調査 (2014)
  • トピックモデルを考慮したセミマルコフ過程に基づくテキスト分割 (2013)
  • PageRankに基づく複数トピックをもつ文書に対応したキーワード抽出 (2013)

研究指導の概要

以下のような研究室の活動を通して、研究のやり方を学んでもらいながら卒業研究を進めていきます。
  • 個別ミーティング(週1回程度):研究のフェーズに応じて、文献調査やアイデア形成、実装・実験、論文執筆などについて議論し、必要に応じて一緒に作業をしながら研究を進めていきます。
  • 他研究室(手塚研,森嶋研など)との合同ゼミ(不定期):研究の進捗発表を行い、研究室のメンバーからのフィードバックを得たり、新しいアイデアを出し合ったりします。
  • 各種勉強会への参加(不定期):書籍や論文の輪講を行う勉強会を行っています。
研究テーマは、学生さんが興味を持っている題材に基づいて一緒に考えます。週1回程度の個別ミーティングをベースにして、以下のようなプロセスで研究を進めていきます。
  • 文献調査:興味のある研究テーマに関連する論文を複数読んで、少しずつ問題意識の対象を絞っていきます。論文から何を読み取り、次に何を探せばいいのかといった点について、アドバイスします。
  • アイデア形成:既存の研究の調査を踏まえて、独自の観点を加えることで、オリジナリティのあるテーマを形成していきます。
  • 実装・実験:検証のための実験計画を立て、実装を行います。最近はPythonを使うことが多いです。
  • 論文執筆:興味深い結果が出てきたらレポートにまとめ、それを論文に仕上げていきます。

研究をすすめる上で望ましい条件

  • 実装能力がある。あるいは実装能力を身につけたいという熱意がある。
  • 数学が好き。
  • 英語の論文を積極的に読める。
  • 学会発表ができるクオリティの研究をしたいと思っている。

受け入れの必須条件

  • 面談を受けること。
  • プログラミング演習Iで課される程度の難易度のプログラミング課題が解けること(言語はなんでもよい)。

選考方法

  • 面談により決定します。メールでお申し込みください。面談の期間は10月12日(月)〜10月23日(金)とします。(面談の予約は10月12日以前から随時受け付けていますのでお早めにどうぞ。)
  • 希望者が多い場合には、上記の「研究をすすめる上で望ましい条件」を多く満たしていると思われる方を優先的に受け入れます。
  • 特に適性が高い方で、第一希望を出している方については、10月19日(月)以降、順次内定のご連絡をします。

その他

  • 配属希望の方は kwakabaアットslis.tsukuba.ac.jp まで面談の申し込みをしてください。質問等のメールも受け付けますので、興味があればぜひご連絡ください。
  • ホームページはhttp://slis.tsukuba.ac.jp/~kwakabaです。
  • プログラミング演習Iで課される課題については、http://klis.tsukuba.ac.jp/klib/をご参照ください。

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