高久 雅生

卒業研究指導方針(綿抜豊昭)

2018年度 卒業研究指導方針

氏 名:高久 雅生
所 属:知識情報システム主専攻
研究室:7D208号室

指導可能な研究領域

情報検索、情報探索行動、電子図書館、学術情報流通に関わるシステム的アプローチの研究を行っています。特に、以下のようなシステムやキーワードに該当するようなシステムの構築を通じた、新しい手法の開発と提案を行うことを目指します。

2018年度卒業研究は特に「ユーザの情報探索の支援」に着目し、このテーマの課題に取り組む学生を歓迎します。

研究領域 キーワード
情報検索
情報探索行動
文書検索, ウェブ検索エンジン, クエリ拡張, 適合, 利用者満足度, 検索評価, 検索評価指標, 多様性検索, 異メディア横断検索, 文書・エンティティ同定
探索タスク, 探索行動カテゴリ, 知識変容, コンセプトマップ, ブラウザログ, 視線分析, ブラウジング
学術情報流通
学術情報共有
オンラインジャーナルプラットフォーム, DOI, 著者ID, 論文同定, 査読, Altmetrics, ソーシャルメディア
共同作業, データ保存, インフォーマルコミュニケーション, E-Science, Wiki, ディスカッション
電子図書館
デジタルアーカイブズ
図書館サービス, 深層ウェブの利活用, Digital Humanities
次世代目録システム 図書館業務システム, OPAC, メタデータ, FRBR, RDA, BibFrame

※今年で5年目の比較的新しい研究室です。まだ卒業生は5名しかおりませんので、以下に教員自身が関わってきた研究プロジェクトや開発システムとその参考文献を例示します。参考にしてください。

研究指導の概要

1) 研究室全体ゼミによる進捗報告と発表(隔週)、2) 個人面談による指導(毎週)を、1年間続けることによって、卒業研究を組み立てることを目指します。

3年次においては演習などを通じて、卒業研究の遂行に必要なツールの学習、研究テーマのアイデア出し、研究論文の読解等を行います。4年次初頭までには個々人の興味関心に応じた個別の研究テーマを設定し、1年間の研究計画を立てられるようにします。

研究をすすめる上で望ましい条件

  • 研究テーマに関するやる気、興味・関心: 卒業研究は自分自身が興味・関心のあるテーマを1年間追い続けるものです。興味関心の無いテーマを1年間継続するような苦行は不要です。興味関心のあるテーマを持つようにしてください。
  • 他者に対する興味・関心: 図書館情報学領域における研究の対象は究極的には「ひと」(著者・出版者、図書館員、利用者、探索者)です。他者をよく観察し、そのニーズを把握することが求められます。自身の研究が誰のどのようなニーズを解決するか明快に説明できるようにしましょう。
  • リラックス気持ちの切り替え: 卒業研究は1年間と比較的長期間です。学業・研究とは関係ない、時に気分を切り替えたりリラックスできるような趣味を保つようにしましょう。

受け入れの必須条件

期間中に必ず個人面談を行ってください。メールで面談希望日時を2つくらい挙げてください。なお、面談の際に「これまでに自身が関わったことのあるシステム・研究課題」についての説明資料を持参するようにしてください(A4用紙1枚以内)。

  • これまでに自身が関わったことのあるシステム・研究課題: 授業や実習、アルバイト等で開発したシステムや日常的によく使うシステム等どのようなものでも結構です。単に利用してきてよく知っているというだけでもかまいません。システムの説明であれば、スクリーンショットや使い方のメモ等も加えてください。

選考方法

定員を超過した場合は、希望研究テーマの親和性に応じて選考します。

その他

面談可能な日程は下記ウェブサイトに掲載しますので、適宜確認してください。

高久研究室: http://www.slis.tsukuba.ac.jp/takaku-lab/

参考文献

  1. Masao Takaku, Yuka Egusa: Simple Document-by-Document Search Tool “Fuwatto Search” using Web API. Proceedings of the 16th International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries (ICADL), 2014, vol.8839, p.312-319, http://doi.org/10.1007/978-3-319-12823-8_32
  2. Hitomi Saito, Yuka Egusa, Masao Takaku, Makiko Miwa, Noriko Kando: "Using Concept Map to Evaluate Learning by Searching". Proceedings of the 34th Annual Meeting of the Cognitive Science Society (CogSci2012), 2012, http://mindmodeling.org/cogsci2012/papers/0173/index.html
  3. 高久雅生, 江草由佳, 寺井仁, 齋藤ひとみ, 三輪眞木子, 神門典子: "タスク種別とユーザ特性の違いがWeb情報探索行動に与える影響: 眼球運動データおよび閲覧行動ログを用いた分析". 情報知識学会誌, 2010, vol.20, no.3, p.249-276. http://doi.org/10.2964/jsik.20-026
  4. 田辺浩介, 高久雅生, 江草由佳: 疎結合構成によるFRBRモデルに基づく書誌情報システム. 情報知識学会誌, 2014, vol.24, no.3, p.321-341. http://doi.org/10.2964/jsik_2014_031
  5. 高久雅生, 江草由佳: 簡易類似文書検索手法「ふわっと関連検索」の評価と予備的分析. 情報処理学会 第150回データベースシステム・第99回情報基礎とアクセス技術 合同研究発表会, 2010, 6p. http://id.nii.ac.jp/1001/00070117/
  6. 高久雅生, 谷藤幹子: "材料系研究所における機関リポジトリNIMS eSciDocの開発から応用まで: 研究者総覧SAMURAIと研究ライブラリコレクション". 情報管理, 2012, vol.55, no.1, p.29-41. http://doi.org/10.1241/johokanri.55.29

その他の研究発表文献の全リストは http://masao.jpn.org/pub/ を参照してください。

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