真栄城 哲也
2018年度 卒業研究指導方針
指導可能な研究領域
(1) 生物の発生の仕組みを解明する
生命活動は,数万個以上の種類の要素が,設計図であるゲノムに書かれた内容に従って,複雑に関係し合って成立しています.その仕組みは不明な点が多くあります.現在,生物の成長の初期段階に的を絞り,機能要素である遺伝子のうち,どの遺伝子が,どのように機能しているかを研究しています.解析対象は線虫 C.elegans という長さ1.5mmで寿命が3日,細胞数959個の生き物です.この C.elegans が誕生してすぐの段階 (極初期胚) でどの遺伝子がどれくらい使われているかを計測し,その実験データと人工知能を使って遺伝子間の関係を予測しています.遺伝子間の関係は,殆ど判っていません.
(2) 人工知能,知識,脳
人工知能を使って,漫才コンテスト (M1 グランプリ) の決勝戦の順位を2年連続で予測することに成功しました.コントや他のお笑い,ロボットによる漫才も研究対象です.
また,人工知能と関係が深い脳についても,人が思考する際の脳内活動について研究しています.
一方で,様々な分野の知識は,それぞれの分野特有の表現方法や構造を持っています.また,用途に応じて適した方法が異なります.人間が直接把握できない複雑な仕組みや現象をどのように見える形にするか,という問題もあります.さらには,脳内でどのように表現されているのかも未解明の状態です.これらの問題について研究しています.
(3) その他,面白そうなテーマ.
ここに挙げた内容以外に興味を持っている関連対象があれば遠慮なく相談して下さい.
(4) これまでの卒業研究のテーマの一部:
・映像を見ている時の脳波,面白い予告編
・サッカー選手の定量的な評価
・マンガの特徴,類似度の計測
・楽曲の編曲の知識・記号体系
・ボーカロイド曲の特徴,音痴について,歌謡曲の歌詞の特徴と変化
・笑いのパターン
・クチコミのランキングと利用者の要求に応じた表示
・物語のプロットの構造
・線虫の遺伝子ネットワーク
・生物学の概念体系.時系列変化
・嗜好パターンの類似性および推測
・多人数の会話における主導権の移り変わり
・文章の判りやすさと読み方の関係
研究指導の概要
研究をすすめる上で望ましい条件
受け入れの必須条件
選考方法
その他
訪問期間:10月16日~10月27日
メールアドレス:maeshiro <あっとマーク> slis.tsukuba.ac.jp







